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僕の体めがけてシュート。まさか一番仲良いやつに……

「たぶんそれが途中で煙たくなってきたと思うんですよね、彼の中で。『1人にしてくれ』っていうのが本当は彼の中できっとあったと思うんですけど。それが理由かどうかはわからないですけど、そのあとからだんだん圭くんの僕に対する態度が少しずつおかしくなっていって。

 彼がクラスで仲良くしていた●●という男の子がいたんですけど、お父さんが亡くなった後からその●●とつるむようになり始めて。●●はクラスの中ではいたずらっ子というかガキ大将といいますか、そんなキャラ位置の子だったんですね。圭くんが●●と一緒になって僕をハブくというか、イジメみたいなことがそこから始まっていったんですよね。とりあえず最初は気付かないフリをしていたんですよ。まさか自分が一番仲良いやつにイジメられると思っていなかったので。子供としても認めたくないというか。『気のせいだ、気のせいだ』と思っていたんですけど、回数が重なってくれば否定もできなくなってくるので」

――どんなイジメを受けた?

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「圭くんとは通学路が一緒だったんですけど、学校に行く前の日に彼から電話があって、『明日の●時●分発の●号車に乗るから、そこで待ち合わせね』と連絡をもらって。それで僕が『わかった』と電話を切って、次の日学校に行くじゃないですか。圭くんが乗っているはずの待ち合わせの電車に乗って、指定された号車に行っても彼がいないんです。『あれ、乗り遅れたのかな』と思ったけど、僕も学校行かなきゃいけないので。実は、彼は隣の号車とかちょっと離れたところに乗っていて、僕が1人で電車に乗って彼を探している様子をずっと見ていたり、学校近くの駅に降りると、彼はどこかにバレないように隠れていたり。最初はそんなんですよね」

小学校時代の小室圭さん(国立音楽大学附属小学校の卒業アルバムより)

――それは1回?

「いや、何回もありますよ。彼と待ち合わせをしても、彼がいないっていうのは、途中から当たり前になっていたので。そこからだんだん●●を巻き込んでのイジメに発展していきました。そこからは本当にわかりやすい、今でもよくあるイジメというか。例えばみんなでサッカーをやっているときに、わざと僕にゴールキーパーをやらせて、至近距離から何人か並んで僕の体めがけてシュートを打ってくるとか。圭くんは変なあだ名を作ったりとか、目の前でコソコソ話していたりとか、なんか絶妙なところをついてくるんですよね、すごく。でも、2人きりになると『そんな別に俺、お前のこと嫌いじゃないよ』みたいな顔して接してくるので」