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中野さんの「イケメン論」に乞うご期待!

最後の一編は、谷川さんの『悼む詩』(東洋出版)という詩集から。

「そのあと」

そのあとがある

大切なひとを失ったあと

もうあとはないと思ったあと

すべてが終わったと知ったあとにも

終わらないそのあとがある

そのあとは一筋に

霧の中へ消えている

そのあとは限りなく

青くひろがっている

そのあとがある

世界に そして

ひとりひとりの心に

内田 今日はありがとうございました。中野信子さん、同世代の同じ時代を生きる女性と出会えて、たくさんの刺激と学びをいただいて、本当にありがとうございます。そしてこれからも、よろしくお願いいたします。

 

中野 よろしくお願いします。あと2分残っているんですね。2分というのは普通の感覚からすると、だいぶ短いと思うんですけど、生放送をやっている身からすると、超長いんですよね(笑)。

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 先ほど、イケメンの話で話し損ねたことがあるので、補足をします。女性は自分の子育てをしてくれる男性を選ぶというお話をしましたが、必ずしもそうではないという場合もあります。なんでこの浮気男を好きになるのかなという、だめんずを選ぶ女の習性というのもあるんですね。

 これは脳内のセロトニン濃度によって決まったり、年齢が影響したりもします。比較的若い女子にはだめんず好きの人が多い。ところが、だんだん歳を重ねてくると、たとえば壁ドンが嫌になってくるようなんです。実は今、こうしたイケメン論をそろそろ本にしようかなという考えもあります。

内田 お! 乞うご期待!

中野 よろしくお願いします。予告しちゃった(笑)。

内田 ありがとうございました。

中野 ありがとうございました。

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内田也哉子&中野信子が優秀作を選びます
うちの家族も“普通”じゃなかった!「#なんで家族を続けるの」
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■募集期間 5月5日(水)23:59まで
■形式 Twitterによる投稿
■参加方法 あなたの家族のエピソードを、「#なんで家族を続けるの」をつけて、140字以内でTwitterに投稿してください。(応募エピソードはハッシュタグも含め1ツイートに収めてください。ツリー形式で応募ツイートにコメントを追加していただくことは可能ですが、1ツイート目を応募と見做します。応募ツイートに写真、動画などをつけることも可能です。文藝春秋プロモーション部アカウント(@bunshun_senden)をフォローし、DMにて連絡が取れるようにしてください)
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締切までに応募いただいた投稿から、『なんで家族を続けるの?』著者・内田也哉子さんと中野信子さんが優秀作品を選びます。
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※優秀作品は各種SNS、ウェブサイト、その他メディアや広告などで、Twitterアカウントとともにご紹介することがあります。また、その他の応募作品についてもTogetterでまとめたり、ご紹介させていただくことがあります。ご了承のうえご応募ください。

※優秀作品は、文藝春秋プロモーション部のTwitterアカウントにて発表いたします。賞品の発送は、日本国内のみとさせていただきます。締切数日後にDMにて送付先を伺います。連絡が取れない場合、当選が無効になることがございます。

内田也哉子
1976年東京都生まれ。樹木希林、内田裕也の一人娘として生まれ、19歳で本木雅弘と結婚する。エッセイ、翻訳、作詞、ナレーションのほか音楽ユニットsighboatでも活動。著書に『会見記』、『BROOCH』(ともにリトルモア)、樹木希林との共著『9月1日 母からのバトン』、翻訳絵本に『ピン! あなたの こころの つたえかた』(ともにポプラ社)、『こぐまとブランケット 愛されたおもちゃのものがたり』(早川書房)、『ママン 世界中の母のきもち』(パイ インターナショナル)などがある。

中野信子
1975年東京都生まれ。脳科学者。東日本国際大学特任教授。京都芸術大学客員教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。医学博士。2008年から10年まで、フランス国立研究所ニューロスピン(高磁場MRI研究センター)に勤務。著書に『サイコパス』、『不倫』、ヤマザキマリとの共著『パンデミックの文明論』(すべて文春新書)、『ペルソナ』、熊澤弘との共著『脳から見るミュージアム』(ともに講談社現代新書)などがある。

なんで家族を続けるの? (文春新書 1303)

内田 也哉子 ,中野 信子

文藝春秋

2021年3月18日 発売