プロ野球は交流戦終盤に差し掛かり、ベイスターズはセリーグ最下位ながら、交流戦では首位争いを演じるなど、これからのペナントレースを面白くしてくれそうな気配がムンムンと漂っています。
交流戦では普段は行かない、パリーグ本拠地への遠征も増えます。遠征といえば、ご当地グルメ。本日は私が引退した今でも食べたい“遠征先で美味しかったグルメ”を紹介したいと思います。
広島といえば……
瀬戸内海と中国山地に囲まれた広島県は、海の幸が美味しい。特に広島産の牡蠣は有名ですよね。
ですが、今回ご紹介するのは、広島でしか食べられない『こうね』という牛の部位。関東に住んでいる方にはあまり馴染みのない部位かもしれません。かく言う私も、広島で出会うまでは聞いた事がありませんでした。
この『こうね』というのは、肉厚はそれほどなく、ちょうどよい脂がのっており歯ごたえもある。
焼肉ではさっと炙ってレモンや塩コショウで食べると旨味が倍増。脂がしつこくないので刺身でもこれまた美味しく、時にはウニと一緒に食べたりなんかすると、もうやばいです。
この『こうね』、広島に行けば焼肉屋さんだけではなく、居酒屋や鉄板焼き屋でもあるので、広島に行った際は是非一度食べてみてください。
神のふるさと宮崎県
個人的にはグルメを語る上でやはり宮崎県は外せません。何故なら、美味いものしかないからです。
アツアツの鉄板で出される“炭火焼地鶏”。歯ごたえのある食感と柚子胡椒の絶妙なハーモニーは、まさに投手と捕手のような、語らずともお互いを理解し、最高のパフォーマンスを発揮してくれる。そんな存在だと私は確信しております。そんな最高のバッテリーとキンキンに冷えたビールがあれば、他には何もいりません。
噂ではありますが、10月の宮崎で開催されるフェニックスリーグには、12球団の若い食べ盛りのプロ野球選手がこぞって参加するため、その月は宮崎県内から鳥がいなくなるとかならないとか……。
宮崎という町はそれだけではありません。
宮崎牛は日本でもトップクラスのブランド牛なのは有名ですし、霧島などの有名な焼酎の産地でもあります。
そして何より、“安い”。
宮崎市内に宿泊すれば、移動にも時間を取られることがないので、行ったことがない方は是非一度行ってほしい場所です。
私は神社巡りが好きなので、数々の神話が残るこの宮崎県は、グルメ以外にも魅力しかない場所です。