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緊急事態宣言下の新宿・渋谷の“路上飲み”の実態「サウナが閉まったので、1杯だけ」「今しか感じられない空気を吸いに」

2021/05/06
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 渋谷区では緊急事態宣言が発出された直後から路上飲みやゴミの放置が問題になっていた。4月28日には渋谷区職員がセンター街のパトロールを実施して話題に。 

2011年に「バスケットボールストリート」と改名されたが、イマイチ浸透していない渋谷センター街のアーチ。歌舞伎町と同様に消灯されていた。  ©武馬怜子
「渋谷ヒカリエ」のオフィスフロアには明かりも。 ©武馬怜子
©武馬怜子
©武馬怜子

 取材当日は東京都の職員が拡声器での呼び掛けや声がけを行っていた。職員は日本語で呼び掛けていたが、渋谷の路上飲みは外国人も多かったので彼らの声が届いていたかは不明だ。 

©武馬怜子

新宿に比べ、意外にも自粛ムードの渋谷

 メディアを中心に“渋谷の路上飲み”が報道されたからか、渋谷には新宿よりも自粛ムードが漂う。 

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 現在の繁華街の状況を見ると“緊急事態宣言”が形だけのものになっている印象を受けた。はたして来年のGWは、気兼ねなく休日を楽しむことができるのだろうか。 

緊急事態宣言下の新宿・渋谷の“路上飲み”の実態「サウナが閉まったので、1杯だけ」「今しか感じられない空気を吸いに」

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