「この手のミスがAKB48グループ全体で多発」
同業者も驚く卒業劇となってしまったわけだ。
「版元の講談社側はスタッフに平謝りだったそうです。秋元康氏に関わるグループ全体と今回のトラブルで関係が悪化したらマズいと思ったのでしょう。IZ*ONEの日本運営に携わっていた『Vernalossom』だけでなく、各グループの担当者にも次々と謝罪の連絡を入れていたそうですよ」(同)
18日には「ViVi」の公式サイトで《情報解禁前の内容を含むにも関わらず、社外に流出してしまったことに関しまして皆様には多大なるご迷惑をおかけしております》と謝罪文も掲載した。
さて「ViVi」の“先行発表”ばかりが槍玉に挙げられがちだが、その一方で「Vernalossom」やHKT48運営側の“ユルさ”を指摘する声もある。情報番組のディレクターが明かす。
「『Vernalossom』やHKT48運営会社の『Mercury』のスタッフは、メンバー達からの信頼を得られていないんです。ネットショップの先行ページ公開は以前からのルーティーンですし、そもそも運営側が『ViVi』に注意喚起していれば良かっただけの話。今回だけではなく、AKB48グループ全体でこの手のミスはあらゆるメディアでこの数年多発していますよ」
ずっとアジアで活動したいと言っていた宮脇
タレントからの信頼を失っている運営会社としては、もはや宮脇をうまくコントロール出来ていないという。宮脇自身、IZ*ONE加入直後からHKT48卒業を決めていた節がある。
「2018年の日韓合同オーディション番組『PRODUCE48』で視聴者投票上位12人により結成されたIZ*ONE。投票で2位だった宮脇は、合格した時点で『ずっとアジアで活動したい』と腹をくくっていました。当時から『帰国後すぐにHKT48の卒業公演をする』のは既定路線で、日本国内スタッフの間でも周知の事実でした」(同)