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《フライング発表でファン大荒れ》“既定路線”だった宮脇咲良の卒業 HKT48の「不安」と「行く末」

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全国知名度のあるメンバーがいないHKT48

 事実、韓国での活躍を見ていたファンの中には「『ViVi』の件がなかったとしても、卒業は驚かない」という意見もあるようだ。HKT48運営としては勿論、少しでも長くグループに在籍して還元して欲しいところだろうが、ファンから見ればある程度は想定内の卒業なのかもしれない。

「当初は一緒に加入した矢吹奈子も帰国後間を開けずにHKT48を卒業する予定でしたが、こちらは暫くHKT48として活動するようです。かつての人気者の多くが卒業してしまい、全国的に知名度のあるメンバーはほぼいないというのが今のHKT48の現状ですね」(同)

IZ*ONE ©getty

 宮脇の卒業ライブは6月19日に開催されるという。人気・知名度共にグループ随一だった宮脇の卒業後、HKT48の残されたメンバー達はどうなってしまうのか。前出のアイドル誌編集者が説明する。

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「宮脇の卒業発表には思わぬケチがついてしまいましたが、ここ最近でHKT48の出来事がここまで大きく話題になることが無かったのも事実です。宮脇が復帰し日韓のメディアから注目を集めている内に、若手メンバーを少しでも世間に露出させたい、というのが運営の思惑でしょう。そして宮脇の卒業後は、矢吹と同期メンバー田中美久のコンビ『なこみく』の“セット売り”を中心に、何とか食いつないでいくんじゃないでしょうか」

 惜しまれながらもHKT48を卒業する宮脇。もし本当に国外の事務所に移籍するならば、“先行解禁”のトラブルを起こさないような有能なスタッフに恵まれて欲しいものだ。

《フライング発表でファン大荒れ》“既定路線”だった宮脇咲良の卒業 HKT48の「不安」と「行く末」

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