爽彩さんの事件に対応した教頭と担任は「誠心誠意対応していく」
司会 次に、本校の教頭、(担任の)教諭にお話をさせていただきます。
教頭 最初に、本校に在籍していた生徒が亡くなったことに対しまして、心から残念であり言葉になりません。ご冥福をお祈り申し上げます。また、ご遺族の方にはお悔やみを申し上げます。本校の生徒、保護者の皆様にご心配、ご不安な想いをさせておりますことをお詫び申し上げます。報道等に関することにつきましては、今後予定されている第三者委員会において誠心誠意対応して参ります。今、私ができること、そういった形ができるように皆様方に、できることに一生懸命、努力していきたいと考えております。今後、宜しくお願いします。
担任 このたび、本校に在籍しておりました生徒がお亡くなりになったことについてお悔やみ申し上げるとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。生徒や保護者の皆様にご心配をおかけしていることをお詫び申し上げます。教頭先生と同様に、私も、今後予定されている第三者委員会において誠心誠意、対応して参ります。今後とも生徒に寄り添い、生徒や保護者の皆様のために尽力して参りますので、改めて宜しくお願い致します。
“心の傷つき”ということについて対応して参りたい
司会 次に、教育委員会からの派遣によるスクールカウンセラーに、生徒の心のケアに関わるご説明をさせていただきます。
カウンセラー こんばんは。旭川市から派遣されてきました。スクールカウンセラーの××といいます。宜しくお願いします。今、このように私が前に立たせていただいて、とても緊張していますが、まず生徒が亡くなったということについて私も重く受け止めていますし、皆様も重く受け止められて、不安な想いになってるんじゃないかなと思います。まず、そのことについて、ご冥福をお祈りしたいと思います。
今、この会場もとても緊迫した雰囲気になっていますけれども、このような状況の中で子どもたちが生活していることについて皆様方もとても不安に思っていらっしゃると思います。まず、僕は、ここに来られている保護者の方にお願いをしたいということについて1つあります。それは校長先生からもありましたが、お子さんの様子について何か「違う」っていうことがありましたら、すぐに学校等にご連絡をいただければいいかなという風に思います。また、こういう状況の中では子どもたちは、とてもじゃないですけども、言葉で「助けてほしい」とか「困っている」とか、そういうことを言えないっていう場面も多々あります。それは、体の訴えとして出てくることがありますので、何か、お母さん、お父さんのほうで、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんのほうで「何か心配だな」とかいうことがありましたら、すぐにでも学校にご連絡をいただければいいかなという風に思います。精一杯、子どもたちのことについて、また保護者の方の色んな、“心の傷つき”ということについて対応して参りたいと思いますので、宜しくお願いします。