そしてこれはだいたいのお母さんたちがしているかもしれないけど、自分がトイレに行くときにその一部始終を見せたり、「しーしーしー」と言いながら用を足して教える。おかげでわたしは未だに一人のときもつい「しーしーしー」と言いながらしてしまうときがあるのですが(笑)。
おむつなしを通してたくさんの感動を手に入れました
上の子のときはこんなにおむつなし時間を作っていなかったし、おむつなしという言葉も知らなかった。
布おむつをたまに使っていたのと、なんとなく罪悪感を感じながらノーパンタイムを少し作っていたくらいで、基本はどこかのサイトで買えるイギリスから取り寄せるオーガニックおむつをはかせていました(ベイビーにはおむつをはかせていることのほうが当たり前という感覚だったので、脱がせているあいだに漏らしてしまったらどうしようとか、ベイビーのおむつを外していること自体非常識だと言われるんじゃないかなど、誰かの価値観に勝手に罪悪感を感じるような、まだ自分に自信が持ちきれず色々吹っ切れていないわたしでした)。
そんなふうに恐る恐るたまにノーパンにさせていた上の子と、はじめから堂々とおむつなしをしていた下の子のおむつ外れはやっぱり全然違いました。
まず、下の子は一切トイレトレーニングというものをせずにお互いなんの苦労もストレスもなくいつの間にかおしっこもうんちも確実に自分でおまるでするようになりました。
娘は、おしっこはおまるでできるようになってからも、うんちをするためにわざわざおむつをはいて一人で子ども部屋の隅っこに行かないとできなかったりと、その違いは歴然。
息子のおむつなしを通してわたしはたくさんの感動を手に入れました。
ひとつは息子に対する誇らしさ、一緒に新しいことを成し遂げた絆と、改めてどんなことにも自由に堂々とチャレンジしていいんだという自信。息子のおむつなしを反対せずわたしの決めたやり方で一緒に取り組んでくれた夫に「これはamazingだね!」と驚きながら喜ばれたこと。
なにより、ベイビーと自分にとって難関と言われているおむつ外しがお互いなんのストレスもなくあっさり終わったことに、わたしは満たされた気持ちでいっぱいになったのでした。
【続きを読む】「ヤダこの人」夫の育児に不満を抱いていた吉川ひなの…夫婦が価値観を共有できるようになった“意外なきっかけ”とは