秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と婚約が内定している小室圭さん(29)が、アメリカ・フォーダム大学ロースクールを修了した。5月23日(現地時間)にオンライン形式で行われた卒業式では法務博士の学位取得者として小室さんの名前が読み上げられ、卒業式の式次第にも名前が掲載されている。小室さんは例年7月に行われるニューヨーク州の司法試験を受ける予定とされているが、この試験の受験資格の一つにロースクールの修了がある。

2017年5月17日、勤務先で取材に応じた小室圭さん ©JMPA

 JDコースを修了した小室さんは、3年間の留学生活で精力的に活動を続けてきたようだ。小室さんが執筆し、専門誌に掲載された論文はニューヨーク州弁護士会主催のコンペで2位を受賞。ニューヨーク州弁護士会ホームページには前髪が伸び、グレーのスウェットシャツ姿の小室さんの写真が掲載されている。小室さんの趣味は「ジャズピアノを弾くこと」、過去の職歴は「銀行員」と書かれ、フォーダム大起業家法クリニックでのインターン経験についても紹介されている。

2018年8月、留学先のフォーダム大ロースクールに通学する小室圭さん ©共同通信社

「自分を評価してくれるコミュニティにばっちりハマれば」

「文藝春秋」2021年6月号に掲載された座談会で、ニューヨーク州の弁護士資格を持つ山口真由氏が、小室圭さんの「アピール力」についてこう語っていた。

ADVERTISEMENT

「小室さんはニューヨーク州弁護士会主催のコンペで準優勝しています。論文の表題は『社会的企業のためのクラウドファンディング法改正の可能性への課題と示唆』。これはセンスがいいです。ホットイシューであるクラウドファンディングと社会的企業を選び、かつその論文をニューヨークの実務家主催のコンペに出すのもセンスがある。表を使ってとてもトレンディにまとめる力もある。ただし、思索を突き詰めて真実にたどり着く、または、多大な資料を労力を惜しまずに読み込むというタイプではないかもしれません。際立ったアピール力というのが、他を補ってあまりある彼の才だとすると、自分を評価してくれるコミュニティにばっちりハマれば、成功する方だと思います」

2017年9月3日、婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん ©JMPA

 2017年5月にNHKが婚約内定をスクープしてから4年。今なお眞子さまと小室圭さんのご結婚問題は、混迷を極めているように見える。4月8日に小室さんが母・佳代さんと元婚約者の男性との金銭トラブルについて説明する文書を公表してから4日後には、文書の内容とは一転して、小室さん側が「解決金」を渡す方針が明らかになった。

 さらに4月27日、元婚約者の男性は、「現在、佳代さんは体調が悪く、長期間の入院中と伺っております。ご体調については私も心配しておりますが、可能な限り早く佳代さんにお話を伺い、最終的な判断をしようと考えております」とコメントを発表した。