「ここまで来たら引き返せない。もう飛び込むしかない」
《日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)は19日、今年6月末の任期満了をもって退任すると表明した。五輪招致委の理事長だった竹田会長をめぐっては、東京での五輪開催の実現を確約するために200万ユーロ(約2億5000万円)を支払ったとして仏検察当局が捜査している。》(BBCニュース2019年3月20日)
そこにコロナが襲い、さぁどうすると見ていたら何も語らない。口を開けば「感動」だ「夢」だと空虚な言葉を平気でかぶせてくる。もっとも不健全にみえる人たちが健全さを売りにしている。そうしておいて日本国民からは不健全さを没収している。ひとことで言うならタチが悪い。
さて、IOCがそんな興行主だと知らずに招いてしまった側の現在はこうなる。大会関係者が次のように語っていたという。
「ここまで来たら引き返せない。もう飛び込むしかない」 (毎日新聞5月29日)
すごい。開催をする側もこんな絶望的な言葉を吐かなければならないのである。凡庸な悪すぎる。それにしても五輪競技「飛び込み」はすでに始まっているみたいだ。
東京五輪に関する究極の不健全
最近よく見かける「解説」はこれ。自民党議員が語っている。
《首相が五輪にこだわるのは「開催に自分の政治生命が懸かっている」(自民党中堅)からだと見る向きが多い。(略)成功を政権浮揚につなげ、秋までに行われる衆院選に臨む―とのシナリオがささやかれる。》(東京新聞5月29日)
この手の解説がどの新聞にもふつうに書かれている。五輪で政権浮揚、そして衆院選という戦略だという。
東京五輪に関する究極の不健全がここにありました。