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《DJ社長独占告白》レペゼン地球・突如解散のウラにあった“闇”をすべて暴露する! 月給30万円、使途不明金4000万円…

 YouTubeチャンネル登録者数230万人、Twitterフォロワー数60万人を擁し、20代を中心に人気を集めた音楽アーティストグループ「レペゼン地球」。現在は解散しているが、リーダーの「DJ社長」が6月1日にYouTubeで公開した“ある動画”が現在680万回再生(6月3日正午時点)され、いま話題を呼んでいる。

DJ社長が公開した動画「本当のレペゼン地球 解散の経緯について」(2021年6月1日配信)

「レペゼン地球」とは、2015年8月から2020年12月までDJ社長(28)、DJふぉい(24)、DJ銀太(25)、MG脇(25)、DJまる(25)の福岡出身の男性5人で活動していた音楽グループだ。楽曲は主に音楽配信サービスやYouTubeで公開。2018年11月に行った幕張メッセワンマンライブではチケットが即日完売し、1万5000人を動員するなど人気グループとして活動していた。

 なかでも、21歳で起業して失敗し、借金6000万円を背負いホームレス生活を送った経験を明かしているリーダーのDJ社長(本名:木元駿之介)は、その壮絶な生き様から若者を中心に支持を集めていた。

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突然の解散発表と動画公開

 しかし、「レペゼン地球」は2020年12月26日の福岡ドーム公演をもって突如解散。解散理由は説明されなかったが、2021年から「Candy Foxx」という別名義で活動を再開したことから、それまで彼らを支持していたファンからも「解散詐欺」などと酷評されていた。

「レペゼン地球」解散ライブ 福岡PayPayドームにて(2020年12月26日 公式Twitterより)

 そんな中、1日に公開された動画ではDJ社長が自ら解散の経緯について語ったのだ。

「本当はこの動画を出すことも弁護士にめちゃめちゃ止められてる」と係争中であることを前置きしたDJ社長は、解散に至った経緯について次のように説明している。

《(レペゼン地球結成以前から)ちょいちょい仕事しとった“H”って人がおる》
《(Hが)「僕が(音楽活動のための)会社、資本金100万で立てとくよ」と。「君が借金6000万全部返し終わったらこの時払った100万円、100万円ちょっとで買い取ってくれよ」って約束したわけよ》
《給料とかも全部“H”が決めとって(中略)、不満あったっちゃけど、株持たれとるけん何も言い返すことができんかった》
《(借金完済後に)「株返してください」って言っても返さんわけよ、いろんな理由つけて》

《この時払った100万円》というのは、レペゼン地球が所属し、DJ社長が代表取締役を務めていた前事務所「Life Group株式会社」の株の対価を指している。H氏はDJ社長とともにLifeGroup株式会社の代表取締役を務めていたが、筆頭株主としても会社の経営に大きな影響力を行使できる立場にあった。

 経理や契約の管理など、実質的に経営を差配していたのはH氏で、DJ社長やアーティスト契約を結んでいたレペゼン地球のメンバーの給与を決めてもいた。

渦中のDJ社長を独占取材

 動画ではその後、DJ社長がH氏から当初の約束通り約100万円で株を買い取りたいと要求したところ、H氏から退職金4800万円や著作権、印税の権利などを求められたことを明かしている。DJ社長がその契約に応じなかったことで、レペゼン地球を解散せざるを得なくなったというのだ。

 H氏とDJ社長らのやりとりは、動画で公開された会話の録音データや、メンバーとH氏の怒鳴り声が飛び交う動画などから、かなり激しいものだったことがうかがえる。

 DJ社長は約21分間にわたって解散の内幕を語った。

「文春オンライン」取材班は、DJ社長を独占取材。H氏との出会いから、メンバーの実際の給料、Life Group株式会社の帳簿に記録された使途不明金の存在、動画公開を決断した際の心情などについて聞いた。

「文春オンライン」のオンライン取材に答えるDJ社長 ©文藝春秋

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――動画は大きな注目を集めましたね。

DJ社長 本当はもっと後に公開しようと思っていたんですけど、解散詐欺って言われ続けることが辛くなってきて。何も知らない第三者からしたらどう見ても解散詐欺ですが、解散前にこの事実を公表してもカッコつかないじゃないですか。