小泉氏はギャルたちの間では伝説の“パラパラ社長”
小泉氏は早稲田大学出身、渋谷のギャルたちの間では伝説となった“パラパラ社長”だ。
「2000年前後のガングロ、パラパラブームの際、素肌のうえに直接白スーツを着たままでパラパラを踊って脚光を浴び、”こいちゃん”の愛称で親しまれました。その後はイベントオーガナイザーとしてエイベックスと共にギャルサーブームを仕掛け、全国のギャルを相手にクラブでパラパライベントを開催。ギャルが出演するテレビ番組のコーディネートも手がけてきました。ギャルブームが衰退してからは、アイドルのプロデュースを並行して手掛けたものの泣かず飛ばず。そんな時に出てきたのが、ゆきぽよで、彼女は小泉社長にとって唯一無二のヒットタレントでした」(プロダクション関係者)
出会いは単発モデルのオーディション会場
そんな小泉社長とプロの若手油彩画家として活動していたA子さんが出会ったのは昨年3月末。ウィッグモデルのオーディション会場でのことだった。
A子さん本人が明かす。
「私はまだ画家としても新参者で、副業でレースクイーンやモデルなどをしており、その縁でモデルオーディションに参加しました。最終審査に合格した後にお会いしたのがオーディションを主催した小泉社長でした。ゆきぽよちゃんを売り出した社長さんだと周囲の方から紹介を受けました」
ブランドスーツに細身のネクタイ姿で会場に現れた小泉氏は、A子さんのプロフィールに目をつけたという。
「ウィッグモデルの単発モデルオーディションだったのですが、私が画家で東京藝大の大学院を卒業していることに関心を持ってくださり、『俺も絵が好きなんだ』って。ラッセンの絵の話をしてきて、そのまま『モデルだけでなく絵の仕事もしよう』って勧誘されたんです。マネージャー的な立場として社長の後輩にあたるYさんも紹介され、あれよあれよという間に私の“絵画プロジェクト”が進んでいきました。社長は私を有名画家に育て上げ、自分は有名画家を育てたプロデューサーとして『先生』と呼ばれたい、なんて話をしていました」(同前)