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アザだらけで別人のように太った瑠美さんの写真

 今年2~3月に福岡地裁で開かれた山本、岸両被告の裁判では残忍な暴行が明かされている。少なくとも約1ヶ月にわたり、山本被告らは瑠美さんに対して、ホストに腕を抑えさせて割り箸を刺したり、マイクでなぐったりする暴行を継続的に加えていたのだ。10月15日には、岸被告が山本被告の息子Bさんに《左ひざの皿をくだいた》などと、暴行を楽しんでいるかのようなメッセージをLINEで送ってもいる。

 10月19日未明、山本被告もXさんにLINEを送っている。Xさんが差し出したスマートフォンには瑠美さんが写っていた。

 これまで文春オンラインが報じた写真の瑠美さんからは想像できないほど太っている。腕には根性焼きのような跡が残り、顔にもけがをしているようだ。両被告が切ったのだろうか、前髪が極端に短いおかっぱ頭になっている。

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Xさんが提供した瑠美さんの写真 ※亡くなった高畑瑠美さんのご遺族と話し合いの上、被害者写真の一部を加工しました。

 

《起こしに行ったら、うんこもらしておねしょしてるし》

 山本被告は瑠美さんの写真に添えて、このようなメッセージも送っている。

《るみスッピンでも↑(※写真を指す)だよぉぉぉ(笑)(笑)(笑) Tシャツは、あたしのあげたんだけどパンパン(笑)(笑)(笑)》

《てか、、、るみ、、、もぉーどぉーにも、ならんよ、、、この女、、、倉庫に寝せてるんだけど、、、起こしに行ったら、凄い、イビキで爆睡してて、何か、臭いと思ったら、うんこもらしておねしょしてるし、、、本人起こされるまで気付かずに寝てたという、、、バカ女、、、 呆れた、、、》

山本被告がXさんに送ったLINEメッセージ

 亡くなる直前、瑠美さんは失禁に気が付かないほど、精神的にも身体的にも追い詰められた状態だったのだろう。しかし山本被告からのメッセージに、罪の意識は感じ取れない。