練習さえすれば問題
ハリーホークのライバル「ハーキュリーホーク」はプロフィールを見ると195cm、97kg(参考:大谷翔平選手が193cm、95kg)とかなり恵まれた体格だ。
ただ、ハリーホークに勝てずスーパースターにはなれないそうだ。とても悔しい想いをしているだろう。努力でも越えられない高い壁が立ちはだかっているのだろう。頑張れハーキュリー!
ん? ちょっと待てよ。私はハーキュリーホークがスーパースターに成れない原因をプロフィールに見つけてしまった。
“嫌いなもの”「野球の練習」。
ハーキュリーホークは、誰もが羨む恵まれた体格を持っているにも関わらず、自らそれを活かすことを怠ってしまっているのだ。嫌々練習をやっていては伸びるものも伸びない。学生時代まではセンスだけでやってこられたかもしれないが、やはりプロの世界は甘くない。しかし人に言われたからと言ってすぐに変われるものでもない。ハーキュリーの野球人生が終わってしまうかもしれないというくらいの大きな挫折を経験しない限りは本当のところでは変われないのかもしれない。
ハーキュリーホークがしっかり練習に打ち込んだらとんでもない事になるはずだ。誰もがその姿を見たいと思っているはずだ。そうすればスーパースターになるのも夢ではない。頑張れハーキュリーホーク。
さて、ここまでホークファミリーの気になる点をいくつかあげて来た。
つまり何が言いたいかと言うと、「ホークファミリーが大好きだ!」ということだ。
ソフトバンクに変わるタイミングでマスコットキャラクターが変わる可能性も十分あったが、孫オーナーがダイエー時代からのマスコットキャラクターをそのまま引き継いで下さった。ファンは喜んだ。ホークファミリーにまた更に想いが強くなった。
ホークス選手はもちろん、ホークファミリーに会えるのを楽しみに球場に訪れるファンも多くいる。ファンの方にホークファミリーについて聞くと
「ファミリー独特のわちゃわちゃ感が楽しいし!」「みんな踊り方も話し方もそれぞれ違って個性があって良い!」「とっても優しくてファンを覚えるのが早くて見つけたら手を振ってくれる!」
など、ホークファミリー愛が止まらない方ばかりだ。
ファミリーの数の多さだけでなくファンからの愛され具合も12球団ナンバーワンのホークファミリー。細かい設定なんて気にすることでは無いではないか。
緊急事態宣言により観客動員数が制限される試合が続いているが、その間も欠かさずホークファミリーは球場を盛り上げてくれている。そして沢山のファンの前で再びパフォーマンス出来るのを待ち望んでいるはずだ。また沢山のファンを動員出来るようになれば、ホークファミリーがさらに盛り上げてファンを楽しませてくれることは間違いないだろう。
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