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意外にも大きくなかった“身バレ”の影響

――実際に、始められた今はやはり新たな身バレがあったりはしたんですか?

上原 ありましたね。YouTubeを見て、「AV女優をやっていたことを初めて知った」っていう友達も多いです。昔、学校で一緒だった子とか。ただ、バレたところで特に何も変わりませんでしたね。私はAV女優やっていたことは親にバレていないんですけど、親バレするケースって、大半は親が人伝てに聞いちゃうらしいんです。私の友達が親御さんに話して、そこから私の親に伝わる…みたいな。ただ私の場合は友達にバレても、その子たちが誰かに言いふらすことがなかったので。

――結果的に、杞憂に終わったかもしれませんが、始める当初は大きな覚悟が必要だったと思います。そこまでして、表舞台に帰ってきたのはなぜなんでしょうか?

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上原 一番は「暇な時間が苦手」というのに気が付いたことです。引退してから3年間、ハワイや韓国へ旅行したりして、気ままに暮らしていたんです。でもなんというか…休みだけあって他に何もすることがないと「このままじゃダメになるな」と思って。それで復活することにしたんです。

 

名前で広告が付かなかったりすることも…!

――確かに休みばっかりでも飽きてしまいそうです。復活されてからは、あっという間にトップYouTuberといえるほどのチャンネル登録者を獲得しました。

上原 本当にありがたいことです。ただ、知名度もあったおかげでスタートはよかったんですけど、その後は動画の再生回数が伸びない時期もすごく多いんです。今年の2、3月とかはヤバくて、「本当にどうしよう」っていう状態でした。

――チャンネル登録者60万人となっても、まだまだ安泰というわけではないんですね。

上原 全然、安泰なんてことはないです。YouTubeは規制が厳しいので、性的な動画じゃなくても広告が付けられないことも多いんですよね。特に私の場合、名前で広告が付かなかったりするんです。もう引退しているんですが、私の名前が入っていると、それだけで性的コンテンツとみなされちゃうみたいで…。水着姿とかも、例えば美容系YouTuberの方があげても問題ないんですけど、私があげると広告がつかない。私の場合は肌の露出面積が多いとNGになっちゃうみたいです。