『ドクターX』第7シリーズは10月スタートにも関わらず、今年5月には番組公式サイトに早くも米倉さんが意気込みを語ったインタビューを掲載。そこで『ドクターX』が10年目に突入したことについて、米倉さんが次のように話した箇所がありました。
「まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです」
これは米倉さんの本心が零れ落ちた言葉のようにも思えます。個人事務所の社長業に忙殺された日々もあれば、CMで思いがけぬ酷評を受けた。オスカーを退社し新たなステージに立つ米倉さんを救ってくれるのは、劇中でもさまざまな患者を救ってきた“大門未知子”なのかもしれません。
秘めたポテンシャルでバラエティと女優業を両立するか
岡田結実(21歳/2020年3月オスカー退社)
漫才コンビ・ますだおかだの岡田圭右さんの娘で、バラエティ対応力の高さで人気に火が付いた岡田結実さんも、米倉さんと同じく2020年3月でオスカーを退社。
退社時点では19歳(現在は21歳)という若さだったことを考えると、オスカーを離れるという決断を下したことは、米倉さん以上に驚きをもって受け止められました。
岡田さんは退社した直後の2020年4月、情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、オスカーから離れた理由をこう語っています。
「もちろんオスカーさんに感謝しているっていうのは大前提なんですけど、ちょっとした方向性の違いが話し合ったときにあって、これから何年かしたときにその道が大きくわかれることは少し悲しいなと思って」
また、同年6月放送のバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、女優に専念したいから辞めたのかと尋ねられると、次のようなコメント。
「私は一言も“女優に専念したい”とは言っていなくて。役者もバラエティもどっちもやりたかったけど、“役者業に色がつく”って事務所に言われて。いつかバラエティを辞めさせられるんじゃないかなって」
つまり、“女優に専念したいから”という噂はむしろ逆で、女優業だけでなくバラエティ番組も続けていきたいという気持ちが、退社の一因だったということのようです。