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天皇陛下から「あるお言葉」をかけられた瞬間

2019年8月19日、JR那須塩原駅に到着されて集まった人たちに手を振られる天皇皇后両陛下と愛子さま ©時事通信社

 2019年8月、天皇陛下になられてから初めてのご静養としてご一家が須崎御用邸を訪れられた時、伊豆急下田駅で思いがけず陛下からお言葉をかけられたことが、白滝さんにとって忘れがたい思い出の一つだという。

「私の前をすっと通りすぎられるかと思ったら、ちょっと後ろを振り向かれて、陛下が『お元気ですね』とおっしゃったんです。嬉しかったですね。このご静養のお帰りのとき、日焼けされた愛子さまが、胸元がVネックに開いたブラックの“大人ワンピ”をお召しになっていたのを東京駅で拝見して、『ああ、大きくなられたんだなあ』と実感しました。愛子さまにとっては高校生活最後の夏休みで、お持ちになっていたポシェットも可愛かった。雅子さまはカジュアルなネックレスをお召しでした」

2019年8月1日、伊豆急下田駅に到着され、集まった人たちに手を振られる両陛下と愛子さま ©時事通信社

 ご静養先では、公務よりもカジュアルでプライベートに近い装いの天皇ご一家が、やわらかな表情を浮かべられている。

白滝富美子さん/昭和15(1940)年生まれ。 80歳になったいまも現役で追っかけに通い、皇居・半蔵門などには公共交通機関で向かう。趣味は週1回のボウリングでとてもエネルギッシュ。

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