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「着信時にフラッシュ」「利用可能なアプリを限る」知っている人だけがトクをするiPhoneの“実は知らない機能”5選

「着信時にフラッシュ」「利用可能なアプリを限る」知っている人だけがトクをするiPhoneの“実は知らない機能”5選

2021/07/09
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その2:ヘッドホンで耳を覆っている時に代わりに音を聞き取る「サウンド認識」

 iPhoneには「サウンド認識」という機能が搭載されています。これはヘッドホンなどで耳を覆っていて音が聞こえない場合に、iPhoneのマイクが代理で音を聞き取り、そのことを音の種類とともにポップアップで教えてくれる機能です。具体的な音の種類としては、サイレンや火災報知器のほか、ドアホン、さらには赤ちゃんの泣き声まで、さまざまな音を認識できます。

 イヤホンやヘッドホンをしている時に活用すると便利なこの機能、もともとは耳が不自由な人をサポートするアクセシビリティ機能のひとつですが、日頃からイヤホンを愛用していて、家族が呼ぶ声や、電話やインターホンの音を聞き逃している人にとっては、そうしたミスをなくすのに重宝します。

「アクセシビリティ」の「サウンド認識」をオンにします。ちなみに設定後は、アクションセンターからのオン・オフにも対応します
認識させるサウンドの種類は自由に選択できます
指定したサウンドをiPhoneが検知すると、このようにポップアップで知らせてくれます。ヘッドホンやイヤホンで耳が塞がっていても把握できます

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 ちなみに、どのようなサウンドを認識するかは自由に選択できますので、例えばドアのノックだけを有効にしておくといった使い方も可能です。「電気器具」などやや誤検出が多いサウンドもありますので、明らかに不要なものを除いては全部オンにし、誤反応をしたものを外していけば、実用的なサウンドだけが残るはずです。