1ページ目から読む
2/5ページ目
千葉県市原市生まれの小島は、サラリーマンの父と専業主婦の母、2歳年下の弟に囲まれて、緑豊かなベッドタウンで育った。小学校時代の同級生は「当時、女子からは “るり”と呼ばれていて、クラスの人気者でしたよ」と小島との思い出を振り返る。
小学校時代に毎年チョコを渡した同級生
「小島は当時から可愛くて、クラスの象徴みたいな存在でした。担任の先生は厳しい方だったのですが、小島は人当たりがよく、彼女だけは何をしても怒られなかった。小島のことを好きな男子もたくさんいました。しかし小島は小1から小6まで同級生のBくんに毎年バレンタインデーのチョコをあげていたんです。Bくんはハーフっぽい顔立ちのイケメンだったので、敵わないなとみんなあきらめていました」
《チョ~かっこいいかれしは、いますか? ルリコ》
「小島は明るく元気な女の子でしたが、大人びているところもあって、卒業アルバムには将来の自分に向けて《お金持ちになって、世界一周りょこう中カナ? たぶん家は、お城だよネ! チョ~かっこいいかれしは、いますか? ルリコ》と書いていました。小学校の頃から『アイドルになりたい』とはよく言っていましたよ」(同前)
小島はその後、地元の公立中学に進学。当時からすでに、現在に通じる才色兼備の片鱗を見せていたようだ。