1ページ目から読む
3/3ページ目

「放送中から、SNSでは『何が言いたいのか分からない』『今のメンバーを映して欲しい』等、批判や呆れる様な意見で溢れていました。今回の初回放送は『#0』とナンバリングされており、本格的なプロジェクトに入るのは次週からとされていますが…。残念ながら、貴重な『初回』でファンを落胆させたのは間違いありません」(同前)

せっかくの冠番組で大人達が忖度

 今後どの様な内容が放送されるにしても、ファンは「変更前の内容で放送されていた世界線」に思いを馳せてしまうかもしれない。

AKBを抜いた? 乃木坂46 2019年撮影 ©文藝春秋

「当初の番組内容は、決して乃木坂46には真似できないような衝撃的なモノでした。今や人気、ルックスやスタイルの良さでは、乃木坂46にはとても敵わない状況で、AKB48が対抗できる体を張った“らしさ”だったのですが…。折角地上波で始まった冠番組という勝負所で、結局は大人達が忖度してしまった。残念がっているスタッフは多いようです」(同前)

ADVERTISEMENT

 番組内容の“お蔵入り”についてテレビ東京に質問すると「個別の番組制作の過程についてはお答えしておりません」との回答だった。

2017年2月に発売された乃木坂のエースだった白石麻衣の2nd写真集『パスポート』(講談社)は累計発行部数50万部を突破している

 しきりに「我武者羅」というワードをプッシュしていた「乃木坂に、越されました」の初回放送。AKB48にとって限られたチャンスをモノにする為には、まずは運営側が「我武者羅」にでも意見を通すべきだったのかも…?