Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」の大ヒットによって、一躍時の人となった“アダルトビデオの帝王”村西とおる氏(72)。
自らの半生をモデルにした「全裸監督」の妻の浮気が発覚するシーンについて「『ああ、俺はあのとき本当にこんな顔をしていたのだろう』と再発見しました」と絶賛した村西氏。
6月24日にNetflixで公開されたシーズン2では、村西氏の恋人であり同志でもあった黒木香役の森田望智さんに加え、恒松祐里さん演じる妻の乃木真梨子さんも登場する。村西氏の口からは、森田さんや恒松さんとの「抱いてください」エピソードが飛び出した。(全2回の2回目/前編を読む)
山田孝之との“駅弁”トーク
――「全裸監督 シーズン2」は御覧になりましたか?
村西 もちろん見ましたよ。今回も山田孝之さんに私が憑依していて、よくここまで私自身の世界を表現してくれたと感動しましてね。見ているうちに、逆に私が山田孝之さんになったような気持ちにさえなりましたよ(笑)。
――村西さんの役は山田孝之さんが自ら志願したといいますね。
村西 ご本人に会う機会がありまして、「こんな“駅弁”(性交における体位の1つ)とか“ハメ撮り”みたいな役をやって大丈夫なんですか、CMの契約を打ち切られたりしませんか」と聞きました。そうしたら山田さんが「私はやりたい仕事をやります。CMタレントではなくて役者ですから」とおっしゃるので感動しました。作品の中でも、私が作ったAVの世界を本当に再現してくれて、“駅弁”も自分でされていて驚きました。