2021年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。地域部門の第1位は、こちら!(初公開日 2021年3月6日)。
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地方で“独自の進化”を遂げた「ローカル飲食チェーン」が全国に点在している。そこには、ご当地の素材を生かした美味から、怪しげな組み合わせの“謎メニュー”まで、奥深い世界が広がっていた。
日本全国の飲食チェーン店を巡る旅を続けるライターのBUBBLE-B氏に、旅をしたら立ち寄るべき47都道府県のベスト「チェーン店」を挙げてもらった。まずは、東日本編を北海道から順に、店舗と料理の写真付きで紹介する。
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北海道(道央)「みよしの」(カレー、餃子)
「札幌を中心に展開するみよしのは、カレーと餃子の華麗なるマリアージュを実現したお店。カレーも餃子も大好きだが、その2つを同時に食べた経験はこれまで一度もない私は、みよしのでの衝撃体験はまるで童貞を失ったかのようだった。しかしながら両者とも主張の強い味ではないので、すんなりと食べられる。もちろん別々に食べることも可能。『ぎょうざカレー』は札幌っ子に愛されるソウルフードのひとつである」(BUBBLE-B氏、以下同)
北海道(道南)「ラッキーピエロ」(ハンバーガー)
「函館と言えばGLAY、GLAYといえばラッキーピエロというくらい、函館出身のGLAYが激推しし続けるハンバーガーショップ、ラッキーピエロ。函館市内に限ってはマクドナルドより店舗数が多いというのは有名な話。同じく函館名物のやきとり弁当(実は豚肉)のハセガワストアと共に函館を代表するローカルグルメだ。代表メニューである『チャイニーズチキンバーガー』は、道南産の鶏肉や野菜を使った地産地消バーガー。函館に行ったら一度は食べてみるべき逸品だ」