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「キスもします。仕事だから」コロナ感染の歌舞伎町セクキャバ嬢が告白した“おっぱいクラスター”の現在――2021上半期BEST5

緊急事態宣言下の“眠らない街”ルポ #2

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1回目の緊急事態宣言で出た赤字は300万以上

 新型コロナウイルスは世界中で再感染の症例が報告されており、「一度かかったから大丈夫」という楽観はウイルスには通用しない。だが、生活のために働き続けなければいけない以上、「大丈夫」とでも思わなければやっていられないのもまた事実なのだろう。「黒服」と呼ばれる男性スタッフも本音をぶちまけた。

「1回目の緊急事態宣言が出た5月は300万円以上の赤字でしたからね。店を閉めろって言われても、じゃあそれだけのお金を誰かくれるのかっていう話で……。セクキャバは一応飲食店ですが、業種そのものがグレーというかほぼアウトな店も多いですから。それでも皆、お金のために尻に火がついてるんですよ」

1月14日歌舞伎町で ©️文藝春秋

「まだコロナとか言ってるの?」

 生活のために店を開けて何が悪い、という開き直りにも似た“空気”は歌舞伎町で働く多くの人に共通している。

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 1月14日の午前7時頃、仕事を終えて千鳥足で家路につくホストに声をかけると、「まだコロナとか言ってるの? もう飽きたし……」と、その話をすることすら嫌だという表情を見せた。

1月14日歌舞伎町で ©️文藝春秋

 菅首相が2回目の緊急事態宣言を表明してからちょうど10日目を迎えた1月17日、東京都の新規感染者数は日曜日としては最多の1592人となった。「週末の人出は減った」との報道もあったが、歌舞伎町の実情は違った。2月7日までの実施期間で、感染拡大は果たしてどこまで抑え込めるのか。

2021年上半期 社会部門 BEST5

1位:三重に実在する“ヤバい島”は「異国情緒溢れるリトル歌舞伎町だった」全盛期に訪れた男たちが語ったリアル
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2位:「いきなりおじさんにガン見されて『遊び行こか?』と…」大阪・梅田の地下街で体を売っていた女性(30)の告白
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3位:《有名なアイドルです。希望10 セット15》指原プロデュース・佐竹のん乃(22)高級交際クラブで“パパ活”【現場撮・証拠メール】
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4位:「キスもします。仕事だから」コロナ感染の歌舞伎町セクキャバ嬢が告白した“おっぱいクラスター”の現在
https://bunshun.jp/articles/-/47523

5位:「行為の後にオモチャのお金を…」フライト激減、パパ活をはじめた現役CAが語る“シビアさ”
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