喫茶店の定番メニューとして長年愛されている“クリームソーダ”。緑色のメロンソーダの上にバニラアイスと赤いチェリーが載っている飲み物を思い浮かべる人も多いだろう。
昭和レトロなイメージが強いクリームソーダだが、令和の今、若者の間でブームが到来しているという。専門店で色とりどりのクリームソーダを飲むのも乙だが、オリジナルのクリームソーダを作って楽しむファンもいるらしい。(前後編の後編/前編を読む)
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現在発売中のクリームソーダ職人・tsunekawaさんのレシピ本『空色のクリームソーダRecipe』のなかから、夏におすすめのクリームソーダを聞き、実際に作ってみた。
レモンとローズマリーのクリームソーダ
レモンの生しぼり果汁、そこにローズマリーで香りを加えるクリームソーダ。名前だけでもさわやかさが感じられる一杯だ。
材料(1杯分)
・レモン 1個
・ガムシロップ(8ml) 2個
・炭酸水 140ml
・氷 適量
・ローズマリー 2~3本
・バニラアイス 適量
道具
・レモンしぼり器
・アイスディッシャー
・グラス
・スプーン
材料のほかに忘れてはいけないのが、クリームソーダづくりに必要な道具。アイスディッシャーやレモンしぼり器はECサイト、グラスやスプーンは100円均一でも手に入る。価格はピンきりだが、趣味としてハマるなら道具にこだわるのもアリだ。
作り方
1:レモンを中央から半分に切り、半分はしぼり器で果汁をしぼる。もう半分は2mmの幅で輪切りにする。
2:計量カップに1のレモン果汁、ガムシロップ、炭酸水を注ぎ、そっと混ぜる。
tsunekawaさんいわく「2を作るときにローズマリーをすりつぶして入れると、ローズマリーの風味が強くなる」とのこと。好みに合わせて工夫しよう。
3:グラスに氷をそっと入れ、途中でローズマリーと1の輪切りのレモンをバランスよく入れる。
クリームソーダの氷は「かち割り氷」がおすすめ、とtsunekawaさん。見た目もキレイでグラスに詰めやすく、アイスも載せやすいなど、クリームソーダとの相性がバツグンの氷だ。
4:2で作った炭酸水をそっと注ぐ。
5:バニラアイスをのせて、残りの輪切りのレモンを添える。