昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

「いまの年収はフェラーリ3台分です」 微エロYouTuberのパイオニアが語る“配信で稼ぐために最も必要なこと”――2021上半期BEST5

YouTuber・広瀬ゆうさんインタビュー

2021/08/15

2021年上半期(1月~6月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。YouTuber部門の第3位は、こちら!(初公開日 2021年4月16日)。

*  *  *

 微エロYouTuberの元祖ともいわれる広瀬ゆうさん。チャンネル登録者数は43万人に達し、昨年にはデジタル写真集まで出版。YouTube発のセクシー系タレントとして活躍しており、YouTubeドリームを手にした一人。ほんの数年前までは、都内で働くごく普通の歯科助手だったという。

 そんな彼女はいかにしてセクシー系タレントになったのか? その経歴はまさに波乱万丈。2019年に起きた「大事件」の裏話やそこからの復活劇、現在の収入までを本人に聞いた。

 

歯科助手からYouTuberへ転身

――現在のような“微エロ”YouTuber活動を始めるきっかけは何だったんですか?

広瀬 私は元々、歯科助手として働いていたんですけど、勤務先の医院長とそりが合わなくて…あるとき突発的に辞めちゃったんです。次の仕事も決まっていなかったし、本当にお金がなくて。そんなときに、知り合いにあるサイトのアダルトチャットの仕事を紹介されたんです。「稼げるよ」って言われて軽いノリではじめたのが、最初の第一歩ですね。

――アダルトチャット時代は結構稼げていたんでしょうか?

広瀬 はじめたばかりの頃は全然、稼げませんでしたね。アダルトコンテンツもやっぱり厳しい世界で、誰でもやればすぐに儲かるというわけではない。稼げるようになったのは、YouTubeをはじめてからです。当時は、ヒカキンさんや、はじめしゃちょーさんがテレビなどでも取り上げられるようになりはじめた時期だったんですが、まだその頃って人気YouTuberは男性が多くて、女性で人気のある人が少なかったんです。

 

――ちょうどYouTubeが稼げるプラットフォームということが分かって、参入する人が一気に増えていった時期ですね。

広瀬 そうなんです。だから、「ほかのチャットレディたちも始めるんだろう」と思って、急いでYouTubeのチャンネルを開設したんです。そしたら、私しかはじめませんでしたね(笑)。まぁ確かに考えてみると、自分1人で撮影して、編集して、動画を出すって、多くの人がやったことのない作業なので、はじめはとても時間がかかるんですよね。ほかのチャットレディの人たちは稼げるかどうかもわからないYouTubeに、そんなに時間を費やしたくなかったのかなと思います。私は結構、そういう新しいことをやるのが楽しかったので。

 実は動画配信を仕事にできるかどうかって、そういう毎日の積み重ねができるかどうかが一番、大きい気がするんですよね。そこはエンタメもエロも変わらない(笑)。私も「正直、今日は編集面倒くさいなぁ…」という日ももちろんあるんですけど、そこで頑張れるかどうか。コンテンツの中身はもちろんなんですけど、待っている視聴者のために、「どうにかして続けよう」という気持ちがあるかどうかが圧倒的に大きいような気がしています。「お金を稼ぎたい」でも「自分を見てほしい」でも、モチベーションはなんでもいいんですけど、とにかく続けることが楽しくなれば、良い循環に入っていくような気がします。