大炎上した河村たかし。あれだけ元ネタのインパクトが強いと、スポーツ紙より、淡々と報じる一般紙の見出しのほうが衝撃的です。たとえばこれ。
『河村・名古屋市長 金メダルかじる 表敬訪問 マスク外し突然』(東京新聞・8月6日)
明らかに獰猛な動物が襲いかかってます。ヤバい生物級であることが伝わってきます。
そのあとの報道で、4月には名古屋城天守から地上に下ろされていた「金のしゃちほこ」にもかじりつくポーズをしていたことがわかりました。
個人的には河村たかしには映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクターが付けていた拘束マスクを着用させるしかないと思っていますが、今回私が考えたいのは以下の点です。
本人はあの行為が「当然」で「ウケる」と思っていたに違いないこと。あれこそが河村たかしだった。
オフィシャルサイトを探したら「気さくな72歳」というキャッチコピーが出てきた。今回、河村本人はいつもの「気さく」を出しただけなのだろう。何で非難されているかわからないはずだ。今までこれで選挙を勝ってきた自負があるだろうから。
「気さく」は政策や主張にも反映してきた。こちらも重要なポイントです。