初鹿明博 立憲民主党・衆院議員
「報道にあるような意に反したわいせつ行為をしたという事実は一切ない」
NHK NEWS WEB 11月1日
青山雅幸衆院議員のセクハラが発覚し、無期限の党員資格停止処分を下したばかりの立憲民主党だが、今度は「強制わいせつ疑惑」だ。『週刊文春』11月9日号が報じた。
報じられたのは当選3回の初鹿明博氏。初鹿氏は15年5月、支持者の女性にタクシーの中でキスを迫ったり、ズボンのチャックを引き下ろして相手の顔を引き寄せたりしたとされている。長谷川裕雅弁護士によると「準強制わいせつ罪」に当たる行為だ。
立憲民主党は初鹿氏について、6か月間の役職停止などの処分とすることを決定。福山哲郎幹事長は「報道により国民に不信感を招き、女性に不快な思いをさせたことはおわびしたい」と述べている。初鹿氏は「過去、私の言動により不快な思いをさせたことがあるということであれば率直におわびしたい」とは言うものの、報道の内容に関しては全面的に否定している。野党第一党がこんなことでは困る。
◆
ドナルド・トランプ 米大統領
「少数の人しかジョージという名の若くて低い地位のボランティアを知らなかった。既にうそつきだと証明されている」
時事ドットコムニュース 10月31日
11月5日から7日の日程で、就任後初めて来日するドナルド・トランプ米大統領。安倍首相とのゴルフも予定されているが、本国ではとんでもないことになっている。昨年の大統領選でトランプ陣営のトップだったマナフォート元選対本部長ら陣営元幹部2人が30日に起訴され、トランプ氏が否定してきたロシアによる米大統領選への介入とトランプ陣営との共謀疑惑に捜査のメスが入った。ロシア疑惑をめぐる捜査で初の訴追となる。
トランプ氏は「共謀などない!」とツイッターに書き込んだが、捜査を指揮するモラー連邦特別検察官は容赦しない。31日にはトランプ陣営の顧問を務めたジョージ・パパドポロス氏が、ロシア側との接触について虚偽の供述を行った罪を認めたことも公表した。
疑惑の否定に躍起になっているトランプ氏は、ツイッターでパパドポロス氏が「低い地位のボランティア」に過ぎなかったと主張しているが、トランプ政権に打撃が加わることは必至。内心、ゴルフどころじゃないかもしれない。