日本で生まれ育ち韓国でアイドルデビュー、2019年にはスピードスケートの金メダリストで小平奈緒さんのライバルとして知られるレジェンド・李相花(イ・サンファ)さんと結婚し「韓国で一番有名な日本人」と呼ばれるようになった歌手・タレントのカンナムさん(38)。

 李相花さんとの運命的な出会い、家庭内でのあまりに極端な力関係、経済的な格差について話を聞いた。(全3回の3回目/はじめから読む

李相花さんと結婚したカンナムさん ©文藝春秋 撮影・杉山秀樹

「スリランカの洞窟でしばらく一緒に生活したらすぐラブラブに」

――結婚相手のスピードスケート金メダリスト・李相花(イ・サンファ)さんとの出会いはどのようなものでしたか。

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カンナム 2018年に僕がジャングルで2年くらい生活するバラエティ番組に出演していた時に、当時はまだ現役のスピードスケート選手だった相花がゲストで来ることになって、スリランカの洞窟でしばらく一緒に生活することになったんです。そしたらすぐラブラブになっちゃって。1年後に結婚しました(笑)。

――出会いはジャングルの中にある洞窟?

カンナム そうです。壁一面にゴキブリがいるような洞窟で、悲鳴を上げながら生活していました。あと、ジャングルってやっぱりお腹が空くんですよ。番組からご飯は用意されず、自分たちでなんとかしないといけないので。そんな状況で僕が魚を獲って彼女にプレゼントしたら、目がハートになっているのがわかりました。原始的なんですけど(笑)。

小平奈緒さん、李相花さん、カンナムさんインスタグラムより

――第一印象はどうでしたか?

カンナム ちょうど平昌オリンピックが終わった後で、筋肉がすごかったのはよく覚えています。背中の筋肉が『グラップラー刃牙』の範馬刃牙みたいでした。それを見た瞬間に「あ、この人と結婚するな」って感じたんです。後で聞いたら、奥さんも僕と会った時に「この人と結婚する」と感じたらしくて驚いたのですが、それぐらいすぐに意気投合しました。

――相花さんはオリンピック直後だったんですね。

カンナム 平昌オリンピックで小平奈緒さんが金メダル、相花が銀メダルを獲った後に2人がハグをして、話題になった時ですね。

――共通の話題などはあったんですか?

カンナム 2人ともディズニーが好きなので、その話題ですぐラブラブになった気がします(笑)。

――お互いのご両親はどういう反応でしたか?

カンナム 僕の母親は反対していました。会う度に何度も「なんであなたみたいなポンコツが韓国の宝と結婚するの?」と。それでも僕は結婚したいと言い続けたし、相花も「大丈夫です。息子さんを私に任せてください」と言ってくれました。