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2021/08/27

目の疲れにつながる粗悪なLED照明を「スロー撮影」で見抜く

 2つ目に紹介するのは、LED照明の品質チェックです。LED照明は、肉眼ではわからないほど高速に点滅することで、常時光っているように見えています。

 しかし品質が低い製品は、この「光っている」状態と「光っていない」状態の差が大きく、知らず知らずのうちに目が疲れる原因になっていることがあります。これらは目で見て判別するのは不可能ですが、スマホのカメラを通せば、誰でも簡単に見ることができます。

スマホのカメラを「スロー」に設定した上で、120fps以上(できれば240fps)になっていることを確認します(画面左上)。粗悪なLED照明は、点滅している様子がばっちりと映ります

 ポイントは、スマホの「スロー撮影」機能を使うことです。スローに設定し、通常は60fps程度のフレームレートを「240fps」などに上げると、この点滅がばっちりと見えるようになります。動画を撮らなくとも、カメラ越しに見るだけで一目瞭然です。自宅内にいくつかのLED照明がある場合、それらを撮り比べてみて、あまりにも点滅がはっきりと出る製品があれば、買い替えを検討したほうがよいかもしれません。

 ちなみに家電量販店のLED照明売場でこの機能を使うと、製品の良し悪しが一発で分かるのですが、最近は店内でのスマホ利用がNGのところも多いため、あまり大きな声でおすすめするのは避けておきます。「そのような使い方もあるらしい」ということで、頭の片隅に入れておいてください。