秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)が、年内ご結婚の方向で調整が進められていると報じられた。小室さんの母親と元婚約者の男性の間に金銭トラブルが問題化し、結婚に向けた行事が延期されていたが、急転直下の解決となりそうだ。

 なぜ眞子さまのご結婚は急展開したのか。宮中で起きていた眞子さまの宮内庁長官への“直談判”事件などについて、9月10日(金)発売の月刊「文藝春秋」10月号がその詳細を報じている。雑誌の発売に先駆けて、記事の一部を掲載する。

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なぜ宮内庁幹部は「ご結婚」を前に進めたいか

「宮内庁の幹部たちは、圭さんにはしばらく帰って来ないでほしいと考えているようです。無事に合格すれば、世論の流れを変えられるかもしれないという期待もありますから、このままNYでおとなしくしていて欲しい。

 なぜ幹部たちがこれほどご結婚を前に進めたいかというと、眞子さまの強いお気持ちとは別の理由もあるようです。それは、この長引いた問題にケリをつけることが、政府に皇位継承にかかわる女性皇族の問題にしっかり取り組んでもらうための前提であると考えているのです。眞子さまの状態が宙ぶらりんでは、眞子さまを抜きに議論するわけにもいかず、愛子さま、佳子さまを想定した議論に入りにくいという事情がありました」(皇室関係者)

 首相官邸では今年3月から、「安定的な皇位継承のあり方」を検討する有識者会議が開かれている。その対策として「戦後に皇籍離脱した旧皇族の子孫の男系男子を皇族の養子とする」「旧皇族の子孫を皇室に復帰させる」のほかに、「女性皇族が婚姻後も残る」という案も検討中だ。ご婚約内定中の眞子さまは、今のままでは対象者になってしまう。

2017年、婚約内定会見での眞子さまと小室圭さん ©JMPA

官邸幹部は「“駆け落ち婚”。年内にはかたをつけるよ」

 官邸中枢も、眞子さまご結婚は織り込み済みのようだ。ある官邸幹部は周辺にこんなことを口にしていた。

「小室さんの合格が決まれば、納采の儀など一連の儀式は行わずに、お二人は結婚することになる。いわば“駆け落ち婚”みたいなものだな。年内にはかたをつけるよ」