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なぜ紀子さまの回答は変わらなかったか
今年のお誕生日文書で紀子さまが回答された質問は「昨年11月、眞子さまは小室圭さんとの結婚についてのお気持ちを文書で明らかにされ、秋篠宮さまは記者会見で2人の結婚に対するお考えを述べられました。(中略)小室さんの一連の対応をどう受け止められていますか。結婚に向けた今後の見通し、母親としてのお考え、親子で話し合われていることがあればお聞かせください」というものだった。
これに対し、紀子さまのご回答は「長女の結婚については、親として娘の思いや考えを受け止められるよう、対話を重ねております。こうした中、共感できることもあれば、意見が違うこともありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合い、長女の気持ちをできるだけ尊重したいと思っております。一連の対応についての受け止めや、今後の見通し、話したことの内容などをお伝えすることは控えさせていただきます」というもの。
昨年の文書に酷似しており、表現も「できるだけ尊重」など同じ言葉が選ばれていた。
「昨年の9月から大きく状況が変わっているにもかかわらず、あえて昨年と同じ回答であることに大きな意味が込められていると感じます。公式発表がなされていないとはいえ、本当に眞子さまの結婚が決まっているとしたら、娘を送り出す母親の心情としてはあまりに素っ気ない。黒田清子さんのご結婚が直前に迫った2005年10月に、美智子上皇后陛下が発表した文書と比べると温度差は明白です」(同前)