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「年内結婚がひっくり返る可能性はまだあります」紀子さまのお誕生日文書に漂う“突き放し”の意志《眞子さま小室さん結婚報道》

genre : ニュース, 社会

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「眞子さまと小室さんの年内結婚がまるで既定路線のように報道されていますが、公式な発表がない以上、ひっくり返る可能性が0%になったわけではありません。小室さんの母親と元婚約者間の金銭問題が解決したわけでもないですし、秋篠宮さまが以前から繰り返しおっしゃっていた『多くの人が納得し喜んでくれる状況』になったわけでもありません。9月11日に発表された紀子さまのお誕生日の声明文にも、そう読み取れるメッセージが隠されていました」

 そう語るのは、とある秋篠宮家の関係者だ。9月1日、秋篠宮家の長女・眞子さまが小室圭さんと年内に結婚するという報道が出た。2018年2月の婚約延期以降、膠着状態にあったお2人のご結婚問題が大きく動き出している。宮内庁担当記者は混乱した現状を嘆く。

小室圭さん・眞子さま 婚約内定会見 ©JMPA

飛び出した「年内結婚」報道

「読売新聞が朝刊1面で『眞子さま年内結婚』と大きく報道したのが9月1日。結納にあたる『納采の儀』や結婚式などの関連儀式を行わない方向で調整中という踏み込んだものでした。後追いするように、皇族が皇室を離れる際に国から支給される一時金の辞退や、眞子さまの皇籍を離脱後の予定として、都内の区役所に婚姻届を出してから小室さんのいるニューヨーク州に渡るというプランの情報も飛び交っています。しかし、いまだ宮内庁からの正式発表はなく、9月9日に行われた西村宮内庁長官の定例記者会見でも『何も申し上げることはございません』という回答でした」

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小室圭さん ©JMPA

 2人の結婚は、数年にわたって国民的関心事でありつづけてきた。昨年11月13日には眞子さまのお気持ち文書が公表され「お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」と結婚に向けた強い思いを発表。

2020年、眞子さまお誕生日に際してのご近影 (宮内庁提供)

 2021年4月8日には小室さんが、自身の母親と元婚約者間の金銭トラブルについて28ページにもわたる文書で今までの経緯を説明した。これに対し、西村宮内庁長官は「非常に丁寧に説明されている印象だ」と定例記者会見で話し、翌9日には、「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」という眞子さまのコメントも発表された。

 しかし国民感情は祝福ムードとは程遠い状態で、支給される一時金などの問題も重なり、2人の結婚は逆風にさらされている。