眞子さまは幼稚園から高校まで学習院で学び、平成22年春、国際基督教大学に入学した。美術や自然などに関心がある。大学ではスキー部に所属しているがスポーツ全般が好きだ。佳子さまは、幼稚園から高校まで学習院で学んでいる。小さい頃からフィギュアスケートに親しみ、ダンスも好き。手芸やお菓子を焼くこともある。
また、平成18年9月6日に、長男悠仁さまが誕生した。皇室に男子が生まれるのは秋篠宮さま以来、41年ぶりのこと。天皇の位を継ぐ順位は、皇太子さま、秋篠宮さまに次いで第3位となるだけに、両陛下や秋篠宮ご夫妻ばかりでなく多くの国民から、熱い祝福が寄せられた。夫妻は、将来の期待を込め、「ゆったりとした気持ちで、長く久しく人生を歩んでいく」との願いで名前を付けた。その悠仁さまも現在は5歳。お茶の水女子大附属幼稚園に通う、虫や恐竜などが大好きな元気な男の子だ。
個性を伸ばす教育
3人の子供に恵まれにぎやかな秋篠宮家。女性宮家創設問題や将来の天皇となる可能性の高い悠仁さまの成長ぶりなど、話題の絶えないご一家の子育てとは、一体どのようなものだろうか。私は宮家の子供教育の根本に、いつも宮さまの柔軟なまなざしを感じている。
3人の子供の教育について宮さまは「自分の今いる立場ということの認識をしていってもらいたい。それ以外については自分の関心のあることを今後とも深めていってもらえれば良い」と語り、女性皇族の役割については会見で「社会の要請を受けてそれが良いものであればその務めを果たしていく。そういうことだと思う。私は女性皇族、男性皇族という違いは全くないと思っております。ですから、女性皇族だから何かという役割というのは、私は少なくとも公的な活動においては思い当たりません」と答えている。