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宮さまの部屋で眞子さまがご相談
また、宮さまは、娘たちとの温かいエピソードも披露した。眞子さまが高校1年生くらいの時、高校を卒業した後どうしようかという話題になった。そこに佳子さまも加わって宮さまの部屋で話をしたという。
眞子さまは、どのような方向に進んだらよいのかをいろいろと考え、そのためにはどこの大学に行くのが良いのかということを両親と話し、また、知人からも話を聞き、だんだん自分の進路を決めていったという。
また、佳子さまが小学校5年生のとき、学校の授業で環境のことが話題になったらしく、夏場にどうやって冷房を少なくして涼しく過ごせるかを考え、佳子さまが宿根朝顔を窓の外にカーテンのようにはわせたいと言い出したという。そして、宮さまと一緒に取り組んだという。また、時々、宮さまの部屋に来てはパソコンの知らない機能を宮さまに教えてくれることもあったという。
さらに、宮さまは「人への思いやりや感謝の気持ちを忘れないでほしい」「皇族として、というよりも一人の人間として立派に成長してもらいたい」とも話している。こうした基本さえおさえていれば、あとは子供たち一人一人の個性を思い切り伸ばし、伸び伸びと育てよう、というのが「秋篠宮流子育て」ではなかろうか、と私は考えている。
(後編に続く)
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