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テレビっ子新王座 棋士・中村太地インタビュー#1「国仲涼子さんがずっと好きです」

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夜更かしして『COUNT DOWN TV』を頑張って見てました

―― 小学生時代に戻るんですけれども、学校ではテレビとかの話ってされてました?

中村 してましたね。女子とかは「嵐の誰々がドラマでかっこいいよね」みたいな話。でも、モーニング娘。の話は男子も女子もしてました。

―― ちなみに中村さんはアイドルで誰が好きだったんですか?

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中村 詳しくはなかったけど、普通にモーニング娘。は好きでした。あと、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』ってありましたよね。そこでデビューした、ポケットビスケッツとブラックビスケッツのことはよく覚えてます。

 

―― ブラビに負けたポケビに、新曲で復活してもらおうとファンの署名運動が起こったりもしましたけど、署名はされました? 

中村 ありましたねー。署名まではしてないですけど、僕はビビアン・スーが好きでした。それで、CD買ってました。学校の運動会では応援歌がブラックビスケッツで、それに合わせてダンスを踊った思い出があります。歌番組が好きで、流行ってる歌、けっこう好きだったんですよ。初めて買ったアルバムが、小学生の時に買った宇多田ヒカルのファーストアルバム『First Love』でした。リリースが99年ですか? ということは小学5年生の頃かな。夜更かしして眠いのを我慢して『COUNT DOWN TV』を頑張って見てましたね。プロモーションビデオっていうのがあるんだって、あの番組で知る感じでした。

―― 子どもの頃の、土曜日の夜更かしというのはたまらない感じで。

中村 そんな感じで頑張って見るのがスタンダードというか、みんなやってましたよね。こう振り返ってみると、僕は確かに、ずっとテレビを見てるんだよな……(笑)。

 

◆テレビっ子新王座 棋士・中村太地インタビュー#2 “ドラマの手つき”と“ひふみん”のこと http://bunshun.jp/articles/-/4879
◆テレビっ子新王座 棋士・中村太地インタビュー#3 「ロンハーの好きなところ、ですか?」 http://bunshun.jp/articles/-/4880

写真=杉山拓也/文藝春秋

なかむら・たいち/1988年東京生まれ。2000年に奨励会入りし、06年に四段となりプロ入り。2017年10月11日に王座戦で羽生善治を破り、初のタイトルを獲得した。早稲田大学政治経済学部卒業。テレビでは14年にNHK『NEWS WEB』でナビゲーターとしてレギュラー出演したほか、現在はEテレ『将棋フォーカス』の司会などでも活躍している。

テレビっ子新王座 棋士・中村太地インタビュー#1「国仲涼子さんがずっと好きです」

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