ABEMAプライムに出演中の令和最強のギャル・あおちゃんぺさん。ギャルのイメージを変えつつある彼女に、ABEMAでの話を詳しく聞いた。(全2回の2回目/前編を読む

あおちゃんぺさん ©平松市聖/文藝春秋

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ひろゆきさんは「めちゃくちゃ知識を持った小学生」

――ABEMAでのあおちゃんぺさんの発言が的確すぎると話題になっていますよね。

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あおちゃんぺ って思うじゃないですか。全然普通のこと話しているんですけどね(笑)。この見た目で政治とか経済の話をしているから、なんかすごいって思われるんですよ。あとは結構なんでも言っちゃうからですかね、気にせずに。

 人に流されず生きるとか、何を言われても気にしないというのが、良くも悪くも自分の中にあるので、それはすごく活きているなと思いますね。

――令和最強のギャルとも言われていますよね。「ギャル=おばか」というイメージが変わりつつあると。

 

あおちゃんぺ ABEMAを見て、ギャルについて興味を持ってくれるのはすごく嬉しいですね。みんな私が収録中にメモを取っていることを褒めてくれるんですけど、知識がないので、専門家の話でわからなかったところや疑問に思ったことを紙に書いて、自分の中で理解しているだけなんですよ。ばかだからメモをとってるんです。

 専門家の人たちとか、頭のいい人たちの集まりって、視聴者さんを置いていくじゃないですか。最初の時とか、「リベラル」ってなに? って思ってたし。だからめっちゃ初歩的なことかもしれないんですけど、頭いい人が気づかない質問をするのが私の仕事だなと思っています。

 あとは他の共演者の方のサポートもすごく大きいです。ひろゆきさんもいろんなイメージ持たれがちですけど、めちゃくちゃ知識を持った小学生だと思うんですよ。自分の理論をたたきつけて、相手に理解させたいんです(笑)。だから扱いでいえばそんなに難しくなくて。みんな彼を敬遠したりとかしてるんですけど、逆だと思います。

「はいかいいえで答えてください」という攻め方をするんですけど、そんなの単純で、「はい」か「いいえ」か答えればいいだけなんですよ。