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「ひろゆきさんは強敵じゃない」「めちゃくちゃ知識を持った小学生」令和のギャル・あおちゃんぺが語る論破王の“攻略法”

あおちゃんぺインタビュー#2

note

「ひろゆきさんは正しいと思います。でも」

 この前も、ゲストで教師が来ていて、「生徒に苦手なことを気づかせるのはマイナスなのかプラスなのか」という議題だったんですけど、ひろゆきさんと教師の方が反対の意見だったんです。教師に、「はい」か「いいえ」で答えさせようとするんですけど、教師も「いいえ」を絶対に言いたくないんですよね。

 だから一向に議論が進まないんですけど、私はその時に会話に入って、「ひろゆきさんは正しいと思います。でも」って、いっかい彼を肯定して、意見を言いました。そうするともう反論してこないんです。だから扱い方を覚えればそんなに強敵じゃないと思います(笑)。あとは超能力者の平石さん(テレビ朝日のアナウンサー)がいるので(笑)。

©平松市聖/文藝春秋

周りの方々のサポートがあっての私

――超能力。

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あおちゃんぺ 収録中、平石さんとわりと目が合うんですね。目があっても特に表情変えたりしていないんですけど、私が喋りたい時にふってくれるんです。ちょっと今はやめてという時はふらないんですよ。平石さんって人の心を読むとか、表情を読むとか、そういうのがめっちゃうまいと思います。

――ちゃんと見てるんですね。

あおちゃんぺ 他のレギュラーの方ってある程度頭がよかったり、突然ふられても喋れる人が多いと思うんですけど、私の扱いってみんな一番ビビると思うんですよね。突然ふって「わかりません」だったら困るじゃないですか。だから平石さんにはいつも助けてもらっています。

 あとは堀潤さんとかも、CM中にわからないことを解説してくれるんですよ。「さっきの話しっくりきてないよね」ってわかりやすく説明してくれます。そういう周りの方々のサポートがあっての私なので。それにこういう経験をしていなければ会えないような人に会えるのもすごく良かったです。

©平松市聖/文藝春秋

――具体的にはどんな人が印象的でしたか?

あおちゃんぺ 河野太郎さんとか本田圭佑さんとかですね。あ、本当にいるんだと思ったし、人間なんだって思いました。会ってみたらすごく優しかったり、気遣いしてくれる人で。私みたいな末端に気遣いしてくれるということは、やっぱりすごく心の暖かい方なんだなと思いました。