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2021/11/13

「母親なのにおっぱい出しすぎ」「お尻を強調しすぎ」

――清純派にされそうになったり、キャラを盛られたり、いじられたり……。

紅蘭 世間も「草刈正雄の娘らしくしろ」が終わったと思ったら、今度は「母親らしくしろ」とかね。最近は「母親なのにおっぱい出しすぎ」とか「お尻を強調しすぎ」ってよく言われます。

――でも紅蘭さんはお母さんになっても社長になっても変わらないですね。

紅蘭 「パパの娘」「娘の母親」の前に「私は私だから!」って思いはめちゃくちゃあります。昔よりは丸くなったと思うんですけど、それでもやっぱりずっと「私なんだもん!」でやってきました。

 

 それにパーソナルトレーナーもやっていたので、体のラインを自分で作ってきたという自負があって。だからそれも私の個性として、胸もお腹もお尻も全部、私が出したいから出してます(笑)。皆、他人のことに関心を持ちすぎじゃないかなって思います。

――芸能界をお休みしたのは、「私」を貫き通せない息苦しさもその一因でしょうか。

紅蘭 芸能界で活動したことでたくさん学ばせていただいて、人間としてレベルアップできたな、とは思っているんです。ただ、100%自分ではいられなかったし、自分が自分でなくなっていく感覚がありました。

 でも今は自分で作った会社です。子連れ出社もできるし、誰に指示されることもなく、ありのままの自分でメディアに出ることもできる。父の名前の呪縛からも離れて、本当に今は爽快ですね(笑)。

 

――自分らしさを大切にする紅蘭さんですが、ご著書『#母であり私である〜子育ての最強幸福論』(KADOKAWA)で「自分語りは気が引けた」と書かれていて、少し意外でした。

紅蘭 自分の価値観や考え方について語ったものを、お金を払って買ってもらうっていうのが気が引けました。商品とか買ってもらうのだったら別ですよ。それは手元に残るから。でも、もしファンの方が私に聞きたいことがあるのであれば、インスタライブで話すのに、って(笑)。

 でも、誰かの役に立てるなら本を出す意味もあるかもしれないと思って、印税を寄付できるか、KADOKAWAさんに聞いたんです。そうしたらOKとのことだったので、印税は病児保育事業などを手がける「認定NPO法人フローレンス」さんに寄付します。

 私が寄付するということは、読者の皆さんも寄付するということなので、もしよかったらぜひ手に取ってみてください。

撮影=深野未季/文藝春秋

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