「民間人初」なら「興味があるな」
「日経ビジネス電子版」(2018年10月5日)のインタビューでは、2023年に予定している月を周回する宇宙旅行への思いをこう語っている。
「昔からアドベンチャー好きで、行くのは面白いところばっかり行っているタイプなんで。天体が好きだったんですよ。(中略)そんな僕に約5年ぐらい前、宇宙に一般の人も行けるような時代になりつつあると、ある企業の方からオファーが来たんですよ。上空400kmにあるISS(国際宇宙ステーション)に約10日間滞在できるプランです。ロシアのロスコスモスの有人宇宙船『ソユーズ』というものに乗っていくと。
面白そうだけど、過去にも行った人が結構いるそうで、民間人でいうと7名。日本人は1人も行ってないのですが、それはないかなと言って1回お断りしました。そうしたら『もっとすごいのがありました』と言って持ってきたのが、お月様に行けるかもと。
『は?着陸ということですか』『いやいや、それはさすがに難しいので、アポロ8号と同じようにくるっと裏側を回って帰ってくるという周回軌道です』『民間人、もちろん行ったことないですよね』『もちろんないです』
それなら興味があるな、ということで5年前にこのお話が始まったんですね」(日経ビジネス電子版「僕が月に行こうと思った理由」)
前澤氏は宇宙へ行くにあたって、「民間人初」に強いこだわりがあるようだ。そして、前澤氏の知人によると「実は彼には、公にしていない“宇宙でやりたいこと”がある」のだという。
「月でプロポーズした」という伝説を残したい
「『伝説になりたい』というのが前澤さんの口癖です。月へ行くのを決めたのも、人類初の宇宙旅行者として歴史に名を残したいから。しかし“野望”はそれだけではないんです。実は『月でプロポーズをした』という伝説も残したいと常々言っていて……。だから前澤さんは、剛力さんを月に連れて行こうと計画していたのです」(前澤氏の知人)
前澤氏と剛力彩芽(29)は2018年のパリコレクションなどへ一緒に参加するなど、みんなが知るセレブカップルだった。2019年頃に一度破局したが、その後に復縁。結婚も秒読みかと思われていたが、2021年頭に破局を迎えた。その破局の原因になったのが、「月に行くかどうか」だったのだという。