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眞子さんは川嶋さんにとって初孫

 秋篠宮さまと紀子さまの結婚で「紀子さまフィーバー」が巻き起こると、世間の注目は父・辰彦さんにも集まっていった。その中で、「川嶋家にはテレビがない」というエピソードなどとともに、辰彦さんの優雅な言葉の選び方も注目の的となったのだ。

沈痛な面持ちで川嶋辰彦さんの自宅を後にする秋篠宮さまと紀子さま Ⓒ文藝春秋 撮影・細田忠

 紀子さまが皇室に嫁がれてからは、周囲に皇室の話をすることはなかったという。しかし、川嶋さん夫妻にとっても初孫である眞子さんのことは非常に可愛がり、幼い頃は絵本を贈っていた。秋篠宮家をよく知る人物はこう語る。

「娘を皇室に嫁がせたり、また皇族の方をお迎えしたりしても、皇室のことは第三者に話さないという不文律があります。慎ましやかに『存じません』と答えるのが慣例で、川嶋さんもそういった線引きをしっかりされていました。それでも眞子さんや佳子さま、悠仁さまに対しては愛情をもって接していらっしゃいましたね」

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 宮内庁によると秋篠宮ご一家は川嶋さんの逝去を大変悲しまれているという。服喪期間は川嶋さんが亡くなった11月4日から、秋篠宮さまが7日間、紀子さまが90日間、次女・佳子さまと長男・悠仁さまは30日間。その期間は、公的活動が取りやめとなっている。