11月は、90年代よりジャニーズ事務所所属のグループで活躍してきた男性アイドルの誕生日が奇しくも集中している。
7日には元TOKIOの長瀬智也(43)、13日には元SMAPの木村拓哉(49)、17日にはTOKIOのリーダーの城島茂(51)、そしてきょう18日には元V6の岡田准一が誕生日を迎え、41歳となった。
ここにあげた4人のうち、長瀬は今年3月をもってTOKIOを脱退、事務所も退所した。一方、城島はこの4月、国分太一と松岡昌宏とともにTOKIOを株式会社化して新たなスタートを切っている。
俳優・岡田准一の「評価」
長らく芸能界の第一線で活躍してきたグループが解散したり新体制へと移行するなか、岡田が14歳でデビューして以来所属してきたV6も、今月1日の千葉・幕張メッセでの全国ツアー最終公演をもってついに解散した。
もっとも、V6は年を追うごとにメンバーがそれぞれ個人で活動する割合が大きくなっていた。岡田も俳優としてすでに高い評価を得ており、世間的には“V6の岡田准一”よりもそちらのイメージのほうが強いだろう。
それでも、本人にとってはどちらの活動も大事だったという。解散前のインタビューでは次のように語っていた。
《V6の仕事と個人の仕事は向き合い方が違うけど、どちらも大事なものです。クリエーティブなことをするには、「自分たちがやりたいことができないならやめる」とギリギリの覚悟を持って作ったもののほうが、人を引き付けてくれるという考え方があります。そういう人たちは、周りの事情とか考えないで、とにかく突き進む。尖った感情を持ってもの作りに取り組む。/僕の場合は、そういう形での仕事と、V6で求められてるものを突き詰める形での仕事、その両方を味わうことができました。どちらも知っている意味は大きくて、個人でやりたいことをやらせてもらえたのは、グループがあったからだというのは自信を持って言える》(※1)