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“サラリーマンアナ”安住紳一郎にまた《TBS独立説》 米倉涼子の「ウチの事務所おいでよ!」にまんざらではないワケ

2021/11/22
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香川を抜擢したのはあの名物番組のチーフプロデューサー

 金曜日に香川を抜擢したのは、女性のチーフプロデューサーだという。実は、18年半も続き9月に最終回を迎えた安住のもうひとつの名物番組「ぴったんこカン・カン」のチーフプロデューサーでもあった人物だ。

「『ぴったんこ・カンカン』は海外を含めたロケ企画が好評でした。そのゲストの最多出場は泉ピン子さん。そして2番目に多いのが香川さんでした。続く代表的な人気ゲストは大泉洋さんや、米倉涼子さん。早朝の情報番組にうってつけだと選ばれたのが、ぴったんこ時代から縁の深い香川さんだったということです」(同前)

 コロナ禍でロケも難航するようになり、さらに安住の『THE TIME,』抜擢のために「ぴったんこ・カンカン」は終了(来年からは年に2回のスペシャル版を製作予定)。その最終回には、これまで出演してきた人気ゲストたちが多数出演した。

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香川照之公式インスタグラムより

まさに「息ぴったんこ」の米倉涼子と安住アナ

「終盤には親交が深い米倉さんと安住アナのコーナーもありました。2005年の初出演から16回に渡りこの番組に登場してきた米倉さんとの息はまさにぴったんこ。一時期ふたりは交際説も流れたほどなんです。お似合いなんじゃないかという声が多かった。

米倉と安住 米倉涼子公式インスタグラムより

 このツーショットのコーナーで、安住アナは『僕も正直、新しい番組は不安がいっぱいなんですよ』とこぼした。米倉さんは、『フリーになったらウチの事務所おいでよ。私、安住さんとならやっていける気がする!』と応えた場面が放送され、業界内が少しざわつきました」(芸能デスク)

 というのも、安住の「TBSへの想いの深さ」はよく知られているからだ。若手のころは偏屈だといわれるほど我を通した時期もあったというが、局員としての真面目さと「TBSのための努力」は抜きんでているのだ。

「『たけしさんが自ら辞めるというまでは絶対に情報7daysは降りたくない。もしも局が一方的にたけしさんを切るのならその時には会社を辞める』と言っていたこともあるし、ラジオのニチテン(「安住紳一郎の日曜天国」)も辞めたくないとハッキリ言っています。『そのために(ラジオとテレビを擁する)TBSにいる』と。

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