2年ぶりに行われた「好きなキャスター&コメンテーター」アンケート。昨年春からの新型コロナウイルスの感染拡大で、ニュース番組やワイドショーの最新情報、コメンテーターの意見が気になることの多い時期でもありました。この期間中、ニュースを伝え続けた“番組の顔”の好感度は、どのように変化したのでしょうか。
この春からは、「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京系)の放映枠の移動で、「報道ステーション」(テレビ朝日系)との“夜10時対決”が勃発、ランキングへの影響が気になります。また、10月から朝の情報番組を担当することになったTBS・安住紳一郎アナの順位も注目です。
アンケートは、文春オンラインのメルマガ会員を対象に実施され、4月18日までの21日間で、16歳から92歳までの幅広い年齢層から6714票(男女比5:3)が集まりました。
では、いよいよベスト10を発表します。(全2回の2回目/ベスト30を読む)
(カッコ内は年齢と主な出演番組)
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10位 加藤浩次(52・「スッキリ」日テレ系)
加藤浩次は前回5位から10位へとランクダウン。吉本興業とのエージェント契約が3月末で解除されてフリーに。「スッキリ」では同じ3月に、MCを務めたハリセンボンの近藤春菜、水卜麻美アナが“卒業”。番組は大きな転機を迎えていますが、アンケートでは加藤のはっきりした物言いに票が集まりました。
「本音で思いっきりのいいトークとキャラクターに好感が持てる」(66・男性)
「近藤春菜、水卜アナらとともに、とってもいい空気の番組にしてくれていた。コメンテーター含めほとんど誰も不快に感じないのは加藤浩次のおかげ」(46・男性)
「言いたいことをしっかり言ってくれるところがいい。感覚が視聴者と近い」(48・女性)
「庶民や視聴者目線のコメントは親しみがあり、相方思いで所属会社に噛みつく狂犬ぶりも健在」(46・男性)
「意見をはっきり言える事に好感を覚える。吉本との契約解除を残念に思います。吉本が嫌いになりそう」(72・女性)
「嘘をついてなさそうなのが伝わってきます」(34・女性)
「間違ったときは素直に認め、謝ることができる。偏りが少ない」(54・女性)