2年ぶりに行われた「好きなキャスター&コメンテーター」アンケート。昨年春からの新型コロナウイルスの感染拡大で、ニュース番組やワイドショーの最新情報、コメンテーターの意見が気になることの多い時期でもありました。この期間中、ニュースを伝え続けた“番組の顔”の好感度は、どのように変化したのでしょうか。
この春からは、22年続いたフジテレビの看板番組だった小倉智昭MCの「とくダネ!」の後番組として、俳優の谷原章介、永島優美アナによる「めざまし8(エイト)」がスタートし、ランキングへの影響が気になります。また、有吉弘行との結婚を発表した「あさチャン!」(TBS系)の夏目三久の順位も注目です。
アンケートは、文春オンラインのメルマガ会員を対象に実施され、4月18日までの21日間で、16歳から92歳までの幅広い年齢層から6714票(男女比5:3)が集まりました。
では、まずベスト30を見ていきましょう。(全2回の1回目/トップ10へ続く)
(カッコ内は年齢と主な出演番組)
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30位 高瀬耕造(45・「おはよう日本」NHK)
30位は、前回19位から順位を落としたNHKの朝の顔、高瀬耕造。今年3月に放映されたNHK出演者が“ダメ話”をする特番「NHKだめ自慢」では、番組中の“闇発言”が取り上げられてチャンピオンに。アドリブでも注目されています。
「落ち着いた物腰だがお茶目な一面もある。それでも放送時間ぴったりに終わるのはさすが」(60・女性)
「震災関連の報道は、この人に任せておけば安心。『朝ドラ送り』のコーナーでのオチャメな一面や“有村架純愛”も好感が持てる」(56・男性)
「クリッとした大きい目も良い」(60・女性)
29位 宮根誠司(58・「ミヤネ屋」日テレ系、「Mr.サンデー」フジ系)
宮根誠司は前回40位から29位にランクアップです。平日昼の「ミヤネ屋」は、石井亮次が司会を務める裏番組「ゴゴスマ」(TBS系)との視聴率争いが激化しています。
「本音を隠さないところは良い。『ワクチンは大阪から打て!』なんて普通ニュースのコメンテーターが言えることではない」(56・男性)
「好き嫌いがはっきり別れるコテコテ関西人な仕切りだと思うが、そこがいい。結構優しさもある。でも、他の人が話している時にかぶせてしゃべるのは控えて」(42・女性)
「クセはあるが、東京の人間よりは信用できる」(63・男性)