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竹野内豊との別れから3年…倉科カナ33歳が“女が嫌う女”役がハマる理由

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 坂口健太郎(30)、清野菜名(27)が“偽装夫婦”を演じる「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)で、倉科カナ(33)の「あざとい女」ぶりに磨きが掛かってきた。

「坂口演じる柊が長年思いを寄せ、今は兄嫁になった元同級生役が倉科。柊の気持ちを知ってか知らずか、接近してじっと見つめるなど、あざとさ全開。女性視聴者が“嫌な女”とイライラを募らせるのは織り込み済みで、倉科のキャラがハマった証」(放送記者)

 倉科は熊本の高校在学時の2005年にオーディションで優勝。翌年、卒業とともに上京し「ミスマガジン」グランプリを獲得。上から“89-59-87”というプロポーションを活かし、グラビアで活動を始めた。

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妹も「橘のぞみ」の名で女優活動をしている

 飛躍は09年。1700人余のライバルを押しのけ、NHK連続テレビ小説「ウェルかめ」のヒロインに選ばれたのだ。

「5度目のオーディション挑戦で悲願達成。『土曜スタジオパーク』のレギュラーを務めるなどNHKへの貢献があったことも功を奏した」(テレビ誌記者)

 だが、朝ドラで一気にブレイクとはいかなかった。

「地方の出版社が舞台という地味な設定もあってか、視聴率は低迷。平均13.5%は今も歴代の朝ドラワースト」(同前)