文春オンライン

2021/12/09

「年収2000万円以上はないとパパ活なんてできないですよ」

「起業する前はサラリーマンで、会社が倒産しました。突然、翌月から無収入になって、どうすればいいかわからなかった。再就職は厳しいし、それでもう起業するかと。いままで会社でやってきたスキルを使って自分ではじめた。ただ、妻はずっと専業主婦で、独立とか起業ってことを受け入れられない。給料が少なくてもサラリーマンを続けてほしいって。起業がきっかけでギクシャクしだして、そこから夫婦関係はおかしくなりました。お金はいままで通り渡すから、もう好きにさせてくれと」

 妻は短大卒、新卒で本橋さんと同じ会社に入社している。社内で知り合って恋愛した2人は適齢期になんとなく結婚した。妻は寿退社し、子どもが生まれ、それからずっと専業主婦。妻は頭が固く、保守的で、何十年も家に籠もっているので社会状況はなにも知らないらしい。夫が起業してから、夫婦の会話は一切なくなった。

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「まだ、子どもが中学生だった。不安だったんじゃないですか。だからといって自分は専業主婦のままで働く気はない。いまの50代は、お茶くみの仕事があった時代。どこにも通用しない化石みたいな人の最後の世代ですよ。僕はサラリーマン時代、年収1200万円ありました。サラリーマン時代は浮気みたいなことはしてなくて、あまり遊んでなかったかな。それに起業してから6年間くらいは真剣に働きました。余裕がでてきたのは、この5年くらいです」

 本橋さんの前年度の年収は、なんと3000万円だった。交際クラブの会員男性の収入が高いことはわかっていたが、あらためて驚く。

「年収2000万円以上はないとパパ活なんてできないですよ。日本は税金が半分以上っていうシステムですから。収入は会社の給料と、他の会社で外部役員をやっているのでそこからも。あと顧問がある。細かいバイトもやっているので、全部合わせると年収3000万円くらいになります。妻に毎月お金は渡しています」