お笑いタレント・加藤茶さん(78)の妻・綾菜さん(33)。結婚当初、加藤茶さんが68歳、綾菜さんが23歳という45歳年の差夫婦の誕生に、激しいバッシングを受けながらも、今年で結婚10周年を迎えた。
そんな綾菜さんに、これまで受けた誹謗中傷や中学時代のいじめ、そして2人が出会い結婚するまでを詳しく聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)
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「比較的明るい子でした! ただ中学の時にいじめを受けていて...」
――今年結婚10周年ということで、おめでとうございます。
加藤 ありがとうございます(笑)。10年って感じはあまりしないんですけどね。あっという間でした。加トちゃんと出会った時は、まだ学生でしたから。
――出会った時は21歳ですもんね。綾菜さんの学生時代は、どのような感じだったのでしょうか。
加藤 比較的明るい子でした! ただ中学1年の時にいじめを受けていて。その時はかなり精神的に落ちていました。
教室に入ると「おまえくんなよ」ってヤジ飛ばされるようになって。授業中も消しかすみたいなのがポンポン投げられたりとか。ご飯も一緒に食べてくれる人がいないので、トイレで食べてました。ある時は、「ちょっとごめん」ってカップラーメンを頭からかけられたことも。
――カップラーメンを? 火傷しますよね。
加藤 頭皮は真っ赤でした。ただ具材は食べ終わっていて、お湯もそこまで熱くはなかったので、大事には至りませんでしたけど。中学校2年生になったらクラス替えがあり、いじめっ子たちと離れたおかげで、いじめは一切なくなりました。そんな感じの壮絶な中学時代を送っていましたね。
大学では国際色豊かな寮に住んでいたことも
――高校ではソフトボールに打ち込んでいたんですよね。
加藤 3年間ソフトボールをみっちりやっていました。真っ黒に日焼けして、高2ではキャプテンに選ばれて県大会に出場するようになって。運動に全てを捧げた高校生活でしたね。だから恋愛なんて全くなくて、恋愛するぐらいだったらボール拾いしとるわ、という子でした(笑)。
――大学に入る時に上京してきたんですか。
加藤 そうです。始めの2年間は、寮に住んでいました。大学には、値段が高い寮と安い寮の2つがあったんですよ。6万5000円の寮だったら、自分の部屋にシャワーがついているけど、4万5000円の寮だと風呂とトイレが共有。
「どっちにする?」ってお母さんに聞いたら、「もう1個しかないじゃろ」と言われて。6万5000円かと思ったら、4万5000円の方だったので「そっちか(笑)」と思いました。私が入った寮は国際色豊かなところだったので、最初のうちは、結構戸惑うことも多くて。洗濯物とか干してたら、私のパンツとか勝手に誰かが穿いていたり(笑)。
名前を書かないといけないと思って、すべてのものに「AYANA」って書いたんですけど、AYANAと書いてあるTシャツでも着ていたので、もうダメだなと思いましたね(笑)。