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初期設定のまま使うと損をする!? iPhoneを使い続けるならば設定を変更しておきたい7つの項目

2021/12/10
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AirDropで本名を表示させない

 iOSデバイス間で写真の送受信に活躍するAirDropですが、例えば「文春太郎のiPhone」といった端末名が、相手から見える状態のまま使っている人は少なくありません。不特定多数とやり取りする場合、名前が見えるのはよいことではありませんし、名前を知りたい人の近くでAirDropを起動すれば名前を盗み見ることもできてしまうなど、セキュリティ的にもやや問題があります。

 これらの名前は、設定画面の「情報」欄から変更することができます。この名前はSMSでの共有時にも使われますので、これらの設定を行ったあと、自分の端末が相手からどのように見えているのか、いちど知り合いに頼んで見せてもらうことをおすすめします。

デフォルトではこのように「〇〇(ユーザ名)のiPhone」という名前が、AirDrop送信時にほかのユーザの手元で表示されてしまう
これらは設定の「一般」→「情報」→「名前」に登録されている名前が使われている。個人を識別する必要がなければ、個人名の部分を省いて、iPhoneのモデル名を入れるとよい

メモの1行目をタイトル(太文字)ではなく本文(普通文字)にする

 Apple純正のメモ帳は、1行目がタイトル(太文字)で、2行目からが本文(通常サイズの文字)というフォーマットになっています。タイトルを決めてから書き始めるのであれば何ら問題はないのですが、ふと思いついたことをメモするだけであれば、本文から書き始められたほうがはるかに便利です。

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メモアプリはデフォルトで1行目が「タイトル」、2行目以降が「本文」になっているが、いきなり本文から書き始めたいことも多いはず
設定から「メモ」→「新規メモ開始スタイル」を開く
デフォルトでは「タイトル」になっているので「本文」に変更する
タイトルがなくなりメモが本文から始まるようになった

 これらは設定画面の「メモ」の中にある「新規メモ開始スタイル」で変更できます。「タイトル」を「本文」に変更すれば、タイトルなしで1行目からいきなり本文として書き始めることができるので、急ぎでメモを書き留めたい場合の使い勝手が格段にアップします。