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売上高5000億円の会社社長…千秋49歳が父親の話を“解禁”した理由――2021年BEST5

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2021年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。女性芸能人部門の第4位は、こちら!(初公開日 2021年9月19日)。

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〈スーツよりも作業着を着ていたいひと〉

 タレントの千秋(49)がインスタグラムで初めて父親に言及し、話題を呼んでいる。父親の名は藤本勝司(78)。京大大学院から日本板硝子に入社。同社社長を経て2013年まで会長を務めた人物だ。日本板硝子は売上高約5000億円、従業員約2万6000人を擁する、ガラス業界屈指の大手だ。

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「ドラえもん」でドラミの声優も務める ©文藝春秋

「千秋が藤本氏の娘であることは業界では知られていたが、千秋はタレントイメージを優先し名字すら公表せず、父親について語ることもなかった。だが今回芸歴30周年ということで突然の“解禁”。ちなみに三菱電機元会長の谷口一郎氏は親戚にあたる」(芸能記者)

 千秋は短大時代、勝司氏の反対を押し切ってオーディション番組「ゴールド・ラッシュ!」(フジ)に出場し優勝。翌1992年、「ウゴウゴルーガ」(フジ)のレギュラーに抜擢された。

「井森美幸らバラドルブームが落ち着いた頃、童顔と甲高い声で台頭したのが千秋。親に厳しく躾けられたらしくスタッフへの態度は丁寧だが、本番では先輩にタメ口で毒舌を吐く。“不思議ちゃん”キャラに隠した頭のよさで知名度を上げた」(バラエティ制作関係者)