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山下のアフレコはなんと最終回の放送前夜
だが前作のキャストが勢揃いする中で山下ひとりが出ないのはあまりに不自然。話し合いの末に妥協案として採用されたのが、髙橋のいないシーンに声だけで出るという策だった。
「緊迫した状況下で山下がアフレコに臨んだのは、なんと最終回の放送前夜。ジャニーズからOKが出るまで、ギリギリまで判断がつかなかったのです」(同前)
“辞めジャニ”に立ちはだかる“地上波の壁”
山下の前には、今も“地上波の壁”が立ちはだかっている。
「14年に赤西仁、19年に錦戸亮、昨年も手越祐也がジャニーズを辞めましたが、いずれも独立後は地上波のドラマや歌番組に出ていません。最たる理由はテレビ局側の“忖度”で、キャスティングの候補にも上がらないのが実情。数々の高視聴率ドラマに出演してきた山下も例外ではなく、独立して8カ月が経っても出られずにいました」(キャスティング関係者)
ただし映画やネットは別。山下には「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」(18年)で興行収入93億円の実績があり、海外からもオファーが舞い込んでいるという。